2020.5.19 12:00

【名物船宿】カサゴ一筋50番さんと呼ばれる理由は?

【名物船宿】

カサゴ一筋50番さんと呼ばれる理由は?

カサゴ一筋の50番さんこと新明正義船長。今はDIYでブイブイいわせてる?!

カサゴ一筋の50番さんこと新明正義船長。今はDIYでブイブイいわせてる?!【拡大】

 サンスポ推薦船宿会の船宿から“名物店”を紹介する「名物船宿」。第4回は、カサゴ一筋の横浜市・野島夕照橋『新修丸』です。車が大好きで昔はブイブイいわせてたという新明正義船長(60)の現在は、車いじりからDIY名人に?! 船宿の歴史や思い出のエピソード聞いてみました。(聞き手・川目梢)

 --船宿名の由来は

 「父親が修という名前でね。名字の新明の新と合わせて『新修丸』になりました」

 --船宿の歴史を教えてください

 「最初ははえ縄でアナゴ、1本釣りでマダイやスズキを狙う漁船でした。1970年頃には漁をやりながら乗合船もやっていました。スタート時からカサゴがターゲット。現在はカサゴがメインでアカムツも、季節によってはカワハギを狙って出船していますよ」

 --デビュー戦は

 「朝から霧がひどかったんだけど、たまたま来たおやじの友達が『いいよ、出しちゃえ』と。私1人で霧の中に出されちゃったんです。周りが見えないくらいの霧で。当時は機械なんてなかったから大変。何度の方向へ行けば猿島のブイにたどり着くというものがあったので、何とかポイントに着いて。その場所からジッと離れず、へばりついてましたよ。ありがたいことに、その日はよく釣れました(笑)」

 --女将(美千子さん)が嫁いだ翌日から餌切りさせたというのはホントですか

 「床の間に飾っておく、何もしなくていいからとまで言って女将に嫁いできてもらったんですが、だましちゃったね(笑)。翌日からカサゴ船のサバ餌を作ってもらいましたが、嫌な顔せずやってくれました。私が26歳の頃に結婚してからウン十年と、頭が下がりますよ。感謝ですね」

 --新明船長の“50番さん”のあだ名はなぜ? 柔和な表情から「仏の船長」とよしもと釣り部のデニス松下さんが言えば、鬼越トマホーク金ちゃんは「昔ワルで囚人番号だ」と疑っていました

 「それはウソだよ、面白いことを言うね(笑)。車を走らせるのが好きで、エンジンを積み替えて速くさせたり、ブレーキや足回りもいじりました。今もいろいろいじるのは好きでDIYは得意。台風のときに船宿の屋根が壊れたのを直したり。船宿には、女将があきれるくらいの工具がたくさんありますよ。50番の理由は、金沢八景の釣り船組合の無線コールナンバーが50番だったからですよ」

 --コロナ対策は

 「現在は2メートル間隔を置かなければいけないのでカサゴ船16人、アカムツ船10人限定で出船中。船宿に消毒液があるので来店時と帰りに消毒をしてもらってます。朝に検温してきてもらい37・4度以上あれば出船は控えてもらいます。3密を避けるよう荒天以外は船室に入ることは断っています。(副会長を務める)サンスポ推薦船宿会でも、いかに会員さんに気持ち良くいてもらえるか考えながら、電話やSNSを使い、三役で話し合いもしていますよ。苦んでいる今だからこそ、一枚岩になって頑張りたいね」

ガイド

〈船宿〉サンスポ推薦=野島夕照橋『新修丸』電話045・784・2636〈交通〉京浜急行・金沢八景駅下車。電話で送迎あり。マイカーは首都高速湾岸線・幸浦ICから約10分、横浜横須賀道路・朝比奈ICから約15分〈乗合料金〉カサゴは7時30分出船で8500円。予約乗合のアカムツは7時20分出船(3人から出船確定)で1万500円。共に餌氷付き。定休は毎週木曜。

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