2020.5.8 12:00

【ちょこっと釣行っと】今井寿美礼さん新緑散歩タナゴ釣り

【ちょこっと釣行っと】

今井寿美礼さん新緑散歩タナゴ釣り

タナゴを釣った今井寿美礼さん。美しいタナゴに癒やされました

タナゴを釣った今井寿美礼さん。美しいタナゴに癒やされました【拡大】

 ちょこっと竿を出す新企画がスタートです。手軽なタックルや仕掛けを手に散歩がてら釣りを楽しむ「ちょこっと釣行っと」。船釣りの釣行記事や大会必釣法などでおなじみフィッシングライターの今井寿美礼さんはタナゴ釣りも愛好。新緑の散歩道を歩きながら釣りを楽しみ、小さな自然を満喫です。

 すっかり緑がきれいな季節ですね。関東近郊の沼や小川周辺に出掛けました。沼沿いの散歩コースの途中にある水路にキラっと光る小魚がいるのを思い出し、散歩の休憩時間を利用してちょこっと竿を出してみることに。ポケットに忍ばせた小さなタナゴ竿を取り出し継いだ。

 タナゴ竿はコンパクトにできていて、短いものは菜箸ほどで、収納時は手のひらサイズのものからある=写真〔1〕。仕掛けも極小で糸は髪の毛より細く、ウキも小さい。ミニチュアな釣り道具でかわいい。

 家を出る前に餌を作っておいた。マルキユー製の「タナゴグルテン」=同〔2〕=は小さじの計量スプーンが付いていて、少量の餌を作るのに便利。ビー玉くらいに丸めた餌のグルテンの繊維を極小のタナゴバリのハリ先に引っ掛けるように擦り付ける。

 集魚剤が配合されているので何度か打ち返すと早くもウキがスーっと横へ走った。合わせが早かったのか掛からない。餌を付け直し、もう一度同じ所へ落とす。するとすぐに親ウキが沈んだ。竿を引くように合わせると約4・5センチのモツゴ=同〔3〕=が釣れた。

 水分補給をしながら15分ほどモツゴやモロコなどに遊んでもらい散歩を再開。しばらく歩くと気になるホソ=同〔4〕=を発見。目をこらしてみるとキラっと数尾の魚が見えた。仕掛けを入れてみるが、アタリはない。草かげを狙ってみるとかすかにウキが動いたような…。

 ウキをずらしてタナを3センチ下げてみる。ちょんちょんと誘って止めると、ツツッーとシモリが横に引かれ親ウキが沈んだ。かなり小さい。よく見ると、約2センチのメスのバラタナゴ=同〔5〕=だ。続けて約3センチのオスのバラタナゴ=同〔6〕=が釣れた。

 タナゴの美しさを再確認してリリースすると、元気に泳いでいった。ちょこっと釣行に癒やされた。気になる水辺があったら休憩を兼ねてのぞいてみると、何か見つかる散歩になるかも。(今井寿美礼)

  • 写真〔1〕
  • 写真〔2〕
  • 写真〔3〕
  • 写真〔4〕
  • 写真〔5〕
  • 写真〔6〕