2020.5.7 12:00

【竿々学々】新型コロナウイルス対策釣行、第2弾!東京湾のライトタックル(LT)アジで干物造り

【竿々学々】

新型コロナウイルス対策釣行、第2弾!東京湾のライトタックル(LT)アジで干物造り

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 ――師匠、私は、これまでの人生で最も寂しいゴールデンウイークでしたが、師匠はどうしていたんですか。

 「新型コロナウイルス拡大防止対策で、他県への移動を控えるようにと言われていたからな。さすがにおとなしくしていたよ」

 ――父に聞いたんですが、ゴールデンウイーク期間中は自粛休業した船宿さんも多かったそうですね。

 「ああ、国土交通省と水産庁から『日釣振』、『日釣工』にも“自粛要請”に近い申し入れがあったしな。千葉県では、組合単位や港単位で休んだところもあった」

 ――何か魚釣りにも行きにくい雰囲気がありますね。

 「確かにな。そこで、この間のシロギスに引き続き、今回は東京湾のLTアジってのはどうだろう。釣り場は横浜沖を中心にした神奈川県側が中心だが、乗合船は東京や千葉からも出ているから、家から弁当を持って出掛け、直行直帰でコンビニにもどこにも寄らずなら、ギリギリセーフって気もしているんだが…」

 ――そうですね。営業している船宿さんは、コロナ対策も十分していますからね。東京湾のアジは相変わらず釣れているんですか。

 「ああ、相変わらずどころかますます絶好調だ。サイズは群れによって違うようだが、小アジはほとんど交じらず、17、18センチから30センチ前後中アジが平均でも30、40匹は期待できる」

 ――そのアジは、いわゆる“金アジ”ですか。

 「全部が全部“金アジ”ではないが、どのアジも脂が乗った幅広の魚体をしていて味は絶品だ」

 ――あのアジは本当においしいですよね。お刺し身はもちろん、塩焼きやマリネにしてもビックリするくらいおいしいですもの。

 「今の釣果なら、刺し身や塩焼きだけじゃ食べ切れないので、干物造りを勧めたいね。あのアジで造った干物は絶品だぜ」

 ――ここに来てグッと陽気もよくなって来ましたから、天日干しも十分できますね。

 「そういうこっちゃ。おいしい干物造りのコツは、何と言っても丁寧な下処理にかかっている。今なら時間はタップリあるから、古い歯ブラシを使って、血合いを丁寧に落としてから干せば最高の干物が出来上がる」

 ――去年、干し網を2つ買っていまだ使っていなかったんですよ。今度の週末、羽田か平和島の船宿さんから、乗合船に乗って来ますね。LTアジなら私一人でも大丈夫でしょう。

 「おお、船宿が決まったら教えてくれ。電話しておいてやるよ」

 ――はい。分かりました。