2020.3.24 12:00

マルイカ本格化!トップ20尾超 春潮の外房・小湊沖

マルイカ本格化!トップ20尾超 春潮の外房・小湊沖

写真〔1〕

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 【朝比奈伸幸の“真”釣法】掛けて仕損じて面白アツ~い春潮の使者! 千葉県鴨川市・小湊『寿々木丸』のマルイカが、トップ20尾超の報も出て本格化の様相だ。今回は鈴木達也船長と一緒に、4月19日に開催予定の「サンスポフィッシング・チャレンジ2020」ミニワンデー大会も視野に入れてガイド。今シーズンも釣趣とおいしさで魅了する“小悪魔アイドル”マルイカがファンのハートをわしづかみだ。

 ★潮温とともに上昇

 現在の釣り場は小湊沖の水深60~80メートル。当日は中盤から風波が立ち始めたが、ダブル=写真〔1〕も見られ、ヤリイカ=同〔2〕3割含め13~35センチを14~23尾と好釣果。船長は「潮温の上昇に加え、適度な濁りも入ってマルイカに好適な春潮になってきましたね。潮温は表層14度台でしたが17度台に上がるとベスト」と話す。

 ★リールの性能は重要

 タックルの概要は別図を参照。群れの移動が速く、船長の合図から極力早く海底に仕掛けを入れることが最大のキモ。繊細なアタリが多いので、竿は専用品が必須。底にオモリを付けて繊細な穂先でアタリを取る“ゼロテンション釣法”用と、宙層狙いも操作しやすい7対3調子が人気だが、最初の1本なら後者がお勧めだ。

 ★直結か?直ブラか?

 主流の仕掛けは大きく「直結」と「直ブラ」に分けられる。幹糸に直接、スッテやプラヅノを接続した直結=同〔3〕左は、アタリ感度と手返しの良さで人気だが、巻き上げや取り込み中にガタが生じると、バレてしまう。一方、幹糸から短いエダスを介してスッテを接続する直ブラ=同〔3〕右はバラシにくく、イカを拾いやすいが、感度は下がり、手返しに時間が掛かる。

 二者の選択は好みで。直結は専用スナップとビーズを使用したチチワで接続する。スッテは濃色、淡色を交互に配色してアピール力を高める。ヒットするスッテの色や形状は場所や潮によって変わるので、可能な限り多彩に用意しよう=同〔4〕。釣れているスッテの色をよく見て隣席や周囲と情報交換することも大切だ。「ミニワンデーはマルイカの総重量制となるので、型狙いに大きめな物もあるといいですね」と船長。

 ★マルイカと遊ぼう

 1投目の着底時は“着ノリ”のチャンスで、着底前のサワリにも注意して神経を集中させよう。きき上げて着ノリを感知しなかったら、竿を小刻みに振りながらのタタキ下げで再度、着底させる。ノリを感知しなかったら1~2メートル上げて高いタナをチェックし、ノらない場合は10メートルほど巻き上げて“巻き落とし”で見せ直す。

 船長は「ノリが悪い日は誘い操作のあと、アタリ待ちのステイを長めに5秒くらい取ると有効な場合もあるので試してください」とアドバイス。竿先がかすかに持ち上げる、モタレる、多彩なアタリを楽しみ、積極的に合わせよう=同〔5〕。ノッたら一定速度で巻き上げて対面だ。

ガイド

<船宿>サンスポ推薦=小湊『寿々木丸』電話04・7095・2647<交通>JR外房線・安房小湊駅下車、送迎あり。マイカーは館山道・君津ICから房総スカイライン経由で小湊へ<乗合料金>氷付き1万円。手巻きリールの貸し竿セット無料。直ブラ5本仕掛け1組1000円。予約乗合で5時30分集合(4月から午前4時50分集合=予約時に確認)。毎月第1、3土曜日が定休。

  • 写真〔2〕
  • 写真〔3〕
  • 写真〔4〕
  • 写真〔5〕
  • マルイカの標準仕掛け