2020.3.12 12:00

【竿々学々】冬が旬のヤリイカ、ここに来て絶好調!大型交じりで50杯オーバー

【竿々学々】

冬が旬のヤリイカ、ここに来て絶好調!大型交じりで50杯オーバー

特集:
竿々学々

 ――師匠、ヤリイカって冬が旬のイカでしたよね。

 「う~ん、イカのシーズンは、結構入り乱れていて難しいんだが、確かにヤリイカといえば冬のイカと言ってもいいだろうな」

 ――ですよね。そのヤリイカが何で今頃になって好調に釣れ出したんですか。東京湾口周辺を中心に50杯オーバーの釣果も挙がっていると聞きましたが…。

 「おお、ヤリイカだけじゃなくて群れによってはスルメイカもまとまって釣れているようだな」

 ――ええ、父もそう言っていました。

 「ここ数年、イカはスルメもヤリも全くアテにならない状況が続いており、正直、今回も『大丈夫かいな』と疑っていたんだが、ここまで続くと期待してもよさそうだな。本来、ヤリイカは晩秋から冬にかけてシーズンを迎えるが、シーズンインが大幅に遅れたと考えればいいんじゃね~か」

 ――でも、スルメイカの大きな群れもいるようでスルメイカを中心に狙っている船もいるようですね。

 「ああ、“イカの長井”で知られる長井港の船の中には、スルメイカ狙いで出ている船もあるようだな」

 ――ヤリイカは、相当大きいサイズも交じってくるそうですが、味はどうなんですか。

 「50センチ近い大型(オス)も交じっているようだが、まだ身が薄くなっているようなこともないようだし、十分うまいらしいぞ」

 ――お刺し身で食べるなら、やっぱりスルメイカよりもヤリイカの方がおいしいですものね。

 「ああ、あの透き通った身は、見るからにうまそうだものな。味も甘みがあって確かにうまい」

 ――師匠が、イカ釣りはあまり好きじゃないのは知っていますが、父から『久しぶりに行きませんか』って伝言です。

 「そういえば、ここ何年も不調だったこともあり、ずいぶんと行っていないよな。久しぶりに出掛けるか」

 ――行きましょうよ。

 「ああ、分かった。長井の船宿の船長に電話して予約を取るから、父君に都合のいい日を聞いておいてくれ」

 ――はい。分かりました。電動リール持って行った方がいいですよね。

 「ああ、水深200メートル近い所も狙っているようだから、電動があった方がいいだろうな。俺は、船長に借りるから、心配いらないと父君に言っておいてくれ」

 ――はい。分かりました。