2020.2.27 05:00

【新台つまみ食い】自分の似顔絵は虹のような虚無感…

【新台つまみ食い】

自分の似顔絵は虹のような虚無感…

特集:
新台紹介
「ボートガマ一代」(DMMぱちタウン)のマリブ鈴木

「ボートガマ一代」(DMMぱちタウン)のマリブ鈴木【拡大】

 パチンコライターというお仕事をさせていただいてから、10年目になります。パチンコ・パチスロを扱った連載や番組だけでなく、近年はボートレースの番組もやらせていただいています。

 今年からリニューアルして「ボートガマ一代」(DMMぱちタウン)という番組になり、オープニングのアニメも新しくなりました。パチンコ・パチスロ雑誌ではおなじみの売れっ子漫画家、藤波俊彦先生に描いていただいたアニメの僕ですが…。

 もしも僕に何かあった際には遺影にしていただきたいくらい、素晴らしい出来栄えです。なんという覇気のなさ。人類史上でもここまで虚無感を表現できた作品はそうはないはずです。朝から2000回転ハマって単発300個で終わったときのような、誰も知り合いじゃない合コンに迷いこんだような、もはや人ではなく、たまたまこんな模様の木があったのだと思いたくなるような常人離れしたたたずまい。

 見たことはありませんが、家にひとりでいるエルトン・ジョンさんか、お風呂上がりのIKKOさんに似ている気もします。一言でいうなら、『虹』です。例えるとキリがありませんが、あらゆる色を含んでいるはずなのに、どの色にもとらわれずにうっすらとした虹のような虚無感です。

 パチンコライターとして、こんなにも幸せだったことはありません。忙しい漫画家さんがアイデアを練り、身を粉にして、全然ソックリじゃないものの笑えるように特化した絵を描きあげたわけです。えっ? ソックリ!?……はい。認めたくありませんが、絵を見て「こんなにブサイクじゃないでしょ!」と、ふてくされた自分の顔こそが鏡のように似てました。

マリブ鈴木

パチンコ・パチスロで生計を立てていた実績を買われ、慶応大学在学中から必勝ガイドでライター活動を始める。現在はガチンコ実戦からバラエティー企画まで、CSやYouTubeでさまざまなレギュラー番組を持つ。ボートやマージャンにも進出し、多岐にわたって活躍している。