2020.2.6 12:00

【竿々学々】茨城・日立久慈沖の沖メバル好調 “春告魚”のシーズン到来!

【竿々学々】

茨城・日立久慈沖の沖メバル好調 “春告魚”のシーズン到来!

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 ――師匠、茨城の日立久慈沖の沖メバルが釣れ出したようですね。少し遅れていたと聞いていたんですが…。

 「おお、暖冬で海水温が高かったので、もっと早く釣れ出してもよかった気がするが、確かにシーズンインは少し遅れたな」

 ――メバルは“春告魚”って言われるじゃないですか。あれって沖メバルにも当てはまるんですか。

 「もともとは湾内や沿岸部で釣れる真メバル、今では黒、白、赤の3種類に分類されているあのメバルを“春告魚”と言っていたんだが、最近では沖メバルも含めてそう呼んでいるようだな」

 ――以前に何度も教えていただきましたが、沖メバルという呼び名は“体色の赤い”メバルの総称ですよね。

 「ああ、その通りだ。沖メバルという魚はいない。ウスメバル、ウケクチメバル、トゴットメバル等の総称だが、日立沖で釣れるのは、大半がウスメバルだな」

 ――釣り方は胴突き仕掛けを使った餌釣りですよね。私、あの釣り方が好きなんですよ。沖釣りの基本中の基本という感じじゃないですか。

 「確かにな。俺も嫌いじゃない。中層にいる魚を狙う釣り方としては、お前の言う通り、まさにザ・基本という釣り方だよな」

 ――胴突き仕掛けを使った釣り方のコツってなんですか。

 「最も大事なのは、正確なタナ取りだな。常に底近くを狙っていればいい釣りと違い、中層を群れで移動している沖メバルのような魚は、当たり前の話だが、群れの中に仕掛けを下ろしてやらなければ釣れてこないからな」

 ――確かにそうですね。以前、お隣の釣り人には入れ食いなのに私には全く釣れなかったことがあったんですよ。原因は、私のリールのカウンターが故障していて5メートル以上タナがズレていたってことがありました。

 「お前も見て知っているだろうが、俺はリールのカウンターはほとんど見ない。今のPEラインには、10メートルと1メートル、中には5メートルにも印が入っているモノもあるので、ラインの目印でタナを取っている。沖メバルのタナは、幅も広いのであまり神経質になることはないが、船長の指示ダナを釣っていれば間違いないからな」

 ――後は何か気を付けることはありますか。

 「胴突き仕掛けの釣りでは、1度にできるだけ複数の魚をハリ掛かりさせるようにするのが、数を伸ばすコツだな。最初の1匹が掛かったら、少しだけリールを巻いてあまり仕掛けを動かさずに2匹目、3匹目が掛かるのを待つ。掛かった魚が仕掛けを動かしてくれるので、余計な誘いはしなくていい」

 ――分かりました。

 「久しぶりにメバルの煮付けが食いたくなったな。父君も誘って行くか」

 ――はい。行きましょう。父と相談しておきます。

 「ああ、分かった」