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寒ビラメ、ビッグチャンス 年末年始6キロ超連発! 茨城・鹿島沖

寒ビラメ、ビッグチャンス 年末年始6キロ超連発! 茨城・鹿島沖

型から肉が盛り上がった寒ビラメ。引き味も満点だ=茨城・鹿島沖

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 高級魚ヒラメが旬の真っ盛り。この時季は「寒ビラメ」と呼ばれ、肩からグッと肉が盛り上がり、尾の付け根までしっかり太くなるのが特徴。なかでも茨城サイズの良型は迫力満点だ。茨城県鹿嶋市・鹿島港『幸栄丸本家』では年末から年明け早々に6キロ超の大物が連発し盛り上がっている。新年のビッグチャンスを狙った。

 新年にふさわしい朝焼けの空が広がる鹿島沖。梅林将人船長がゴーサインを出したのは水深25メートル。すぐにヒラメからのシグナルが竿に伝わった。重みを確かめるために僅かに竿を持ち上げる。その瞬間グンッと竿が入った。竿を立てる。重さがやや物足りないものの今年の初アタリは逃せない。一気に巻き上げる。見えた、ヒラメだ。キロ未満だが、まずは本命の顔を見た。

 続けてアタリ。元気な抵抗を見せる。同型だ。3投目でまた即アタリ。サイズアップはならなかったが、開始早々の3連チャンに魚影の濃さがうかがえる。反対の右舷側ではキロアップが次々と取り込まれ始めた。トモの染谷美知子さん(76、足立区)には立派な2・3キロ。「初釣りです。まずまずの型で良かった」と笑顔を見せた。

 こちらも何とか良型をと期待を込めてイワシを送り込む。途端にコンッと小さいアタリ。食い込まない。ラインを送り込んでやるとガツガツッ。重量感もある。しかし42センチの良型ホウボウ。続けて騒々しい引きはイナダ。外道タイムに苦笑いだ。その後もアタリは続く。この日は小型に好かれたようで、キロサイズに届かない。数釣りと割り切って3枚追加、計6枚を確保した。

 終盤、期間限定のボーナスステージが待っていた。突如出現した大型タチウオの群れだ。仕掛けはそのままで宙層を誘い上げる。武永敬博さん(56、守谷市)が114センチを抜き上げた。「新年早々、ヒラメにタチウオ。面白い」と笑う。

 船長が確実に群れの反応に当てていくので、すぐにアタリが出る。釣れればほとんどがメーター級。仕掛けのロストを覚悟で5本を確保。“お年玉タチウオ”が、ほぼ全員に行き渡ったところでタイムアップとなった。この日は大判ヒラメの代わりに良型タチウオ。魚種の豊かな鹿島の海だからこそなせるワザ。通い詰める釣り人が多いのもうなずける。 (APC・森川共也)

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