2019.12.23 05:00

【甘口辛口】国会のセンセイ方やお役人が走り回る今年の師走 おかしな話ばかりで頭が痛くなる

【甘口辛口】

国会のセンセイ方やお役人が走り回る今年の師走 おかしな話ばかりで頭が痛くなる

 ■12月23日 今年の師走は家々でお経をあげるお坊さん(師)ではなく、国会のセンセイ方やお役人が走り回っている。立憲民主党の初鹿明博衆院議員はタクシー車内で知人女性にわいせつな行為をしたとして書類送検され、離党届を出した。週刊誌報道によると女性の顔を無理やり自分の下半身に押し付けようとしたとか。

 サラリーマンがこんなことをしたら当然クビ。離党だけで済むのか。と思えば総務省の事務方トップの事務次官は、かんぽ生命保険問題の行政処分情報を日本郵政副社長に漏らし停職3カ月の懲戒処分となり辞職した。旧郵政省出身の先輩後輩で、官僚の世界は天下り先に重要事項が筒抜け状態らしい。

 極めつけは自民党の秋元司衆院議員。カジノを含む統合型リゾート施設(IR)への参入を目指した中国企業の元役員らが多額の現金を無届けで持ち込んだ外為法違反事件で、東京地検特捜部が同議員の事務所などを家宅捜索。既に本人や元秘書から任意で事情聴取しているとされる。

 不正を伴う中国企業の投資で北海道留寿都村にカジノが出現し、中国の富裕層が押し寄せギャンブルの町と化す可能性もある。秋元議員は内閣府副大臣としてIRを担当するなど事業を推進した立場。説明責任を果たすべきだ。「私は不正には関与していない」と否定したが、「関与してなくても不正そのものはあったのか」と突っ込まれても仕方ない。

 説明責任といえば妻の公選法違反疑惑で法務大臣を辞任した自民党の河井克行、案里夫妻は説明どころか国会にも現れなかった。菅原一秀前経産相もその一人で、ジッと“かくれんぼ”してたんまりボーナスはもらった。おかしな話ばかりで頭が痛くなる。 (今村忠)