2019.12.20 12:00

【ヘラブナ】網中釣りで爆釣竿納めだ、1時間15枚のハイペース 厳寒期は深場の桟橋が有利

【ヘラブナ】

網中釣りで爆釣竿納めだ、1時間15枚のハイペース 厳寒期は深場の桟橋が有利

左右に暴れまわる新ベラ。ゆっくりと引きを楽しみ玉網へ

左右に暴れまわる新ベラ。ゆっくりと引きを楽しみ玉網へ【拡大】

 今年も残りあとわずか。納得の釣りで締めくくりたい。埼玉県寄居町にある円良田湖の“網中”に出掛けたところ、いきなり時間15枚ペースで釣れまくり。年末年始に向けて爆釣間違いなしだ。

 ★概況 魚影の濃さでは定評があるが、厳寒期だけは釣果が落ちる。そこで冬の間だけ湖の一部に仕切り網を張り、新ベラを放流して釣るのが“網中”の釣り。すでに2・2トンの新ベラが放流され、連日好調に釣れている。

 ★ポイント 網中には4本の桟橋が設置されている。例年のこの時期は満水だが、今年は1・8メートルの減水。網中釣りができる来年3月までは水位に変動がなく、最深部でも22・5尺で底が取れる。現在は新旧ヘラの動きはよく、水深に関係なく釣れている。厳寒期には旧ベラの動きが鈍くなると同時に、深場の桟橋が有利になる。

 ★釣り方・餌 宙、底どちらも釣れている。底釣りは水深に合わせて竿を選択。宙釣りは、できるだけ深いポイントに入って、底から2~3尺切ったタナがベスト。餌はバラケにグルテンのセット。

 ★実釣 釣果表によれば、底釣りでトップ60~70枚と安定。この日も大半が底釣り。私はあえて宙釣りを選択。ポイントは4本目の桟橋中央。午前7時。18尺竿を出し、タナは竿いっぱいのチョウチンにセット。バラケを親指の先大にラフ付けして、グルテンは小豆ほどの大きさでスタートした。

 周辺の至るところで無数のモジリ。トップいっぱいまで深馴染みしては、軽く誘いを入れて切り返す。3投目。早くも馴染み途中で2、3回ウキが止められる。サワリだ。トップ先端まで馴染んだ直後、鋭く1節“ツン”。合わせと同時に小気味よい引きが伝わる。竿を立てるが、思いのほか左右に暴れまわる。これが新ベラ特有の動き。玉網に取り込んだのは銀白に輝く30センチだ。

 同型が3連続ヒットすると、瞬く間にアタリが持続。開始1時間で17枚、次の1時間でも14枚と絶好調。相当量のヘラがたまった証拠だ。

 しかし、スレやバラシの後は一気にサワリが減ってしまう。1枚を釣った後はバラケに角を付けて打ってサワリを確保。釣れたときと同様のサワリが出た次の1投では、バラケを丸めて釣りにかかるパターン。こうして確実に枚数を伸ばす。これが地合になるための条件だ。11時までに60枚。

 小休止を挟み、午後からは20尺と19尺を試してみた。旧ベラ交じりで2時間で20枚を釣り、40センチ級を含む35センチ以上が5枚。80枚を釣って納竿した。底釣りのトップは100枚超だった。一年の最後を締めくくるのにふさわしい釣りができた。この冬、イチ押しだ。 (APC・小澤浩)

 ★当日の餌 バラケ=「バラケマッハ」400cc、「段差バラケ」300cc、「天々イコール」100cc、「グルバラ」100cc、水200cc

 グルテン=「α21」100cc、水120cc

 ◎ガイド◎〈船宿〉円良田湖『管理事務所』電話048・581・8511〈交通〉JR八高線・寄居駅下車、タクシー利用。マイカーは関越自動車道・花園ICから秩父方面に約15分〈料金〉2100円(入漁料込み)。営業時間は午前6時30分から午後4時まで

  • 銀白に輝く新ベラ
  • 円良田湖(つぶらだこ)の位置図