2019.12.12 12:00(1/2ページ)

サワラで迎春だ シーバス、イナダ、タチウオと五目でエンジョイ

サワラで迎春だ シーバス、イナダ、タチウオと五目でエンジョイ

90センチのサワラを仕留めた山木プロ。“魚ヘンに春”を釣れば気分も春だ=東京湾・千葉沖

90センチのサワラを仕留めた山木プロ。“魚ヘンに春”を釣れば気分も春だ=東京湾・千葉沖【拡大】

 季節ごとにさまざまなターゲットが手軽に狙えることから、東京湾はすっかりオフショアルアーゲームの名所となった。中でもここ数年人気が上昇しているのが、サワラだ。ゲーム性の高さから釣って良し、脂が乗った身は美味で食べて良し。このサワラやシーバスが狙えるルアー五目船として出船している千葉市・千葉港『守山丸』に乗って、東京湾の釣りを湾奥を中心にフルで楽しんできた。

 港を出ると、千葉・幕張の高層ビルから伸びるようにきれいな虹が出ていた。気分は高揚し、写真を撮ったりしながら同船者たちと談笑していると、数分で金子輝人船長から「投げる準備して~」とのアナウンスが。全員慌てて準備をしながら前方を見る。鳥山が立ち、サワラの跳ねも確認できた。

 『守山丸』では片舷のみに乗船することになっているので、後ろの釣り人を気にすることなくオーバーヘッドキャストできる。船長の合図とともに左舷から全員で気持ちよくキャスト開始。どうやら小魚を追って鳥山の下にいるのはシーバスらしく、鳥山近くにキャストして数投目に食ってきたのはセイゴ級だった。

 周囲ではサワラが跳ねているので、あえて鳥山を外したところを狙ってみたら、キャストしたミノーに何度かチェイスしてくるものの、なかなか食い切れない。そこでルアーをバイブレーションプラグに替えて少しだけ沈めてみたら狙いが的中。サワラが船中初ヒットした。水深が浅いため、やや強引に巻き取りながら縦横無尽に走る魚をいなす。ネットに入ったのは約90センチの立派なサワラだった。

 集まってきた他船が周囲を走り回るせいか反応が鈍くなったが、魚はいるはずなので船長はエンジンを止め、潮に乗せてドテラで流すことに。散発的にサワラの跳ねが続く中、ポツポツとアタリは続き、サワラにシーバス、イナダ、タチウオなど、これぞルアー五目と言った感じでさまざまな魚がヒットしてくる。

 今回はミノー系で海面近くを狙うとサワラ、キャストしたルアーを深くカウントダウンすればシーバス、ジギングならイナダとタチウオと、狙い方で釣れる魚種が分かれる感じだったが、何が釣れてもおいしい高級魚ばかり。

 船上は常に誰かが魚をヒットさせている状態だったが、2度全員がサワラの反応を得られずにシーバスばかりになったタイミングで、見かねた船長がルアーをキャストするとあら不思議、あっさりとサワラを釣ってみせたのには本当に驚いた。

 常に何かしらの魚が反応してくれるため、沖上がりの時間までひたすら集中して釣り続ける一日となったが、この魚の多さはさすが東京湾だと感心させられた。 (APC・山木一人)

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  • こちらはシーバス
  • 金子船長もサワラを一撃
  • イナダも来た
  • タックル
  • 使用タックル