2019.11.18 05:00

【甘口辛口】沢尻容疑者逮捕でまた大河に激震…NHKは出演者の身体検査もしっかりして

【甘口辛口】

沢尻容疑者逮捕でまた大河に激震…NHKは出演者の身体検査もしっかりして

東京湾岸署から送検される沢尻容疑者を乗せたとみられる車両。姿は確認できなかった=東京・江東区

東京湾岸署から送検される沢尻容疑者を乗せたとみられる車両。姿は確認できなかった=東京・江東区【拡大】

 ■11月18日 女優の沢尻エリカ容疑者(33)逮捕には仰天した。合成麻薬MDMAを所持したとして麻薬取締法違反の疑いで、警視庁組織犯罪対策部第5課に緊急逮捕された。かつて週刊誌で大麻吸引など薬物疑惑が報じられ「お騒がせ女優」ともいわれたが、30歳を過ぎて仕事も私生活も落ち着き輝いているように見えた。

 逮捕の1カ月前、警視庁にMDMAとは別の「違法薬物を所持している」との情報提供があり内偵が続けられていた。MDMAは10年前、有名俳優、歌手だった男性と一緒に服用したその愛人が死亡した事件で一躍注目されたが、自宅の家宅捜索で見つかったことで継続的に使用の可能性があるという。

 快楽やストレスからの逃避のために人は薬物に手を染める。この春には経産省と文科省のキャリア官僚が相次いで覚醒剤で逮捕され世間に衝撃を与えた。激務でストレスをためた末の愚行だった。芸能人も仕事や人気面など、つねに不安を抱えることで薬物に頼るケースもあるらしい。

 沢尻容疑者は来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」で織田信長の正妻、帰蝶という大役を担ったが、優雅に見せるための膝立ちなどの所作や乗馬、お手玉のシーンに悪戦苦闘したという。13日に開いた単独会見では、その3つを挙げ「心が折れそう、といったほどで、かなりストレスがたまっていたようだ」と関係者。

 大河ドラマ「いだてん」ではピエール瀧や徳井義実が途中降板している。最近相次いだ閣僚の辞任は過去の政治活動や発言などをチェックする身体検査が甘すぎたからだ。「麒麟…」も撮り直しになるだろうが、受信料の無駄遣いはごめんこうむる。出演者の身体検査もしっかりしてほしい。(今村忠)