2019.11.12 12:00

値千キンメ、冬は“ブランド鍋”で華やかに! 伊豆七島・新島沖

値千キンメ、冬は“ブランド鍋”で華やかに! 伊豆七島・新島沖

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 【朝比奈伸幸の“真”釣法】年末の宴席は脂乗り抜群の超ブランドキンメで、鍋物や刺し身の華を咲かそう! キンメ釣りのメッカ、静岡県東伊豆町・稲取『晃山丸』では、深海釣りが初めての方にうれしい充実のレンタルセットがあり、山崎穂積船長の丁寧な指示と指導が値千金の1尾に近づけてくれる。今回は船長と一緒に入門の心得と基本をガイドしよう。

 ★貴重な魚をルール厳守で

 釣り場は稲取港から航程1時間ほど新島沖の水深300~500メートル。当日は適度な潮流れで多点掛けも見られ=写真(1)、最大2キロ超=同(2)=を含めて9~23尾と十分過ぎる釣果。「減少傾向にある貴重な魚で釣果は日並み次第。資源保護のため1日の仕掛け投入は8回までです。ハリ数は20本までですが15本バリを推奨。またサンマ餌の禁止などルール厳守でお願いします」と船長は話す。

 ★ハイレベルな貸し竿セット

 タックルは別図を参照。深海釣りへの入門で最大の難関は高価なタックルと、手間がかかる仕掛け。同宿では乗船料に貸し竿とリール、餌付きの15本バリ仕掛け&オモリも投入回数分セットされた「お手軽パックプラン」(2万9000円)=同(3)=があり、入門への壁がクリア。あとはライフジャケットやクーラーなどを持参すればOK。

 ★投入は確実に行う

 片舷に並び、投入はミヨシから船長の指示で順番に行う。投入前には必ず、竿に道糸が絡んでないかを確認。投入時は竿よりミヨシ側に立ち、仕掛けを巻いた「治具」の枠を右手、オモリを左手に持って待機し、順番が来たらオモリを放して投入=同(4)。投入ミスは、その流しをパスするのが鉄則なので失敗しないように。

 ★深海から心躍るアタリ

 ビギナーは船長の目が届く、胴の間の釣り座になるはずで、先に投入した人の仕掛けが着底したら、自分の着底も近いので竿先を注視。潮が速いと道糸の放出が止まる着底のサインが一瞬のこともある。着底を確認したら軽く糸フケを取り、海底形状によって2パターンの操作法で対処。船長は「カケ上がりではアタリを感知しても少しずつ巻き上げ続け、空きバリが根掛かりするのを避けます。海底が比較的フラットな場所ではアタリを感知するまで、軽くオモリが底を着くか着かないかの状態で仕掛けを歩かせてもいいですが、潮によってはオモリが浮いてしまうこともある。着底して底ダチを確かめたら、そのまま潮の速さに応じて道糸を送り出し勝負するのもいいでしょう」と解説。

 良型のキンメは下のハリに食ってもガクガクと明確なアタリが出る。巻き上げの指示が出されるまで、どれだけアタリが積み重なるか楽しみに操作しよう。巻き上げは波で持ち上げられたときに滑るくらいにドラグを調整。最後は玉網でフォローする=同(5)

ガイド

〈船宿〉サンスポ推薦=稲取『晃山丸』電話0557・95・1091〈交通〉伊豆急行・稲取駅から徒歩5分。マイカーは小田原厚木道路終点から真鶴道路、熱海ビーチライン、国道135号で約1時間30分〈乗合料金〉朝の氷付き1万8500円(氷の追加1袋300円)。予約乗合で午前3時集合(予約時に確認)。仕掛けは15本バリ8組セットで餌付き1万円と餌別8000円(共に治具は返却)。餌は状況により塩漬けのカツオハラモかイカ短冊に変わるため詳細は電話確認。鉄筋1・8キロオモリ1本300円。不定休。

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  • キンメ釣り標準仕掛け