2019.9.5 12:00

【竿々学々】茨城・鹿島沖のムラサキイカが絶好調! 束釣り連発、サイズもグッド

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茨城・鹿島沖のムラサキイカが絶好調! 束釣り連発、サイズもグッド

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 ――師匠、久しぶりに茨城・鹿島沖のムラサキイカが好調らしいですね。本当に久しぶりですよね。

 「おお、確かにここ何年もまともに釣れなかったことが多かったよな。以前は中小型のスルメイカから釣れ出し、それが下火になるとムラサキイカに移行するスタイルが確立していたんだがな」

 ――これも地球温暖化の影響なんですかね。

 「う~ん、何とも言えんが、イカの特にスルメイカの状況がもう何年にもわたっておかしいからな」

 ――父に聞いたんですが、以前、師匠と父でよく行っていた宮城・塩釜沖のスルメイカ釣りも全然ダメになっちゃったそうですね。

 「ああ、夏の宮城沖の風物詩だったんだが、もう何年もまともに釣れていないな」

 ――それなのに何で今回、鹿島沖のムラサキイカが釣れ出したんでしょうね。

 「確かにな。今シーズンも最初のうちは人気のないスジイカが圧倒的に多くて、『今シーズンもダメか』って雰囲気になってきたんだが、8月下旬になって束釣り(100杯以上)が始まった」

 ――ここ何年かと何かが違うんですか。

 「この間、鹿島の船長に電話で聞いたんだが、実は釣り場が結構遠いらしい」

 ――どのぐらい沖なんですか。

 「日によって若干は違うようだが、1時間以上は走るみたいだな」

 ――でも、それだけ走っても束釣りしてくるんですから、群れは濃いってことですよね。

 「確かにその通りだ。往復3時間以上掛かっても束釣りできるってことは、群れが濃くなければ無理だからな」

 ――実は、私、ムラサキイカって料理がしやすくて好きなんですよ。見た目は少し抵抗があるんですが、薄皮を剥いてしまえば白くてきれいだし、身も柔らかくて味がなじみやすいんですよ。

 「そういえば、だいぶ前になるけどお前が作ってくれたイカチリや中華風のうま煮は確かにうまかったな。イカは冷凍保存もきくからたくさん釣ってきて、久しぶりにごちそうしてくれ」

 ――束釣りできているってことは、タナも浅いってことですよね。分かりました。行ってきます。師匠、船長に電話しておいて下さい。

 「おお、分かった」

 ――しっかり釣ってきて、色々な料理を作ってあげますよ。

 「おお、楽しみにしているぞ」