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飯島さん1085グラムで大会V 外房地区・イサキ3尾の重量制

飯島さん1085グラムで大会V 外房地区・イサキ3尾の重量制

飯島昇さん

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 「サンスポフィッシング・チャレンジ2019」のワンデー・外房地区大会が21日、6軒の船宿から6隻76人が参加して開催された。大型イサキ3尾の重量制で争われ、『太平丸』の飯島昇さん(60、印西市)が1085グラムをマークして優勝。ボーナス船制度からは、『八幡丸』の中村公亮さん(75、小平市)が勝ち上がり、揃って11月開催予定の「チャンピオンシップ(CS)」出場権を獲得した。

 遅い梅雨明けがプラスに働いた。例年の7月頭から下旬に移行した今大会だが、旬の“梅雨イサキ”に変わりはない。さらにこの釣りに好条件の曇り空。天のおぜん立ては完璧、舞台は整った。

 勝浦海域で大型の実績が高い海中公園沖の水深20メートル前後。そこに参加船が集まり、大会の火ぶたが切って落とされた。2連覇中の『太平丸』の大野俊広船長もこのポイントを流す。通常、この時期はカモシ釣りに出ており、イサキを狙うのはこの大会だけだが、船長の腕前を信頼する参加者で船は満員御礼だ。

 開始2時間、左舷トモ寄りに釣り座を構えた飯島昇さんの竿が海面に突き刺さった。玉網を頼む発声と時を同じくして、その光景を見ていた船長が駆け付ける。連係プレーでトリプルが取り込まれた。うち2尾が32センチの良型。後半にも30センチを追加した飯島さんが、唯一4桁の数字をたたき出し、栄冠に輝いた。

 実は飯島さん、2002年に5回目の挑戦で同大会を制覇。船長に初船頭賞をもたらしていた。お互い人生の半分近い付き合い、息が合うのも当然のこと。飯島さんは「釣れる場所に連れて行ってくれる」と、“おらが船”の水先案内人に100%の信頼を置く。船長も「何をやっても上手」と釣り人への称讃を忘れない。強い絆がつかんだ2人の勝利だ。

 飯島さんは同大会ほぼ皆勤で「30尾釣ったうち半分は抱卵。他はオスかな。今晩は刺し身で祝杯です」。写真撮影の間に、ふっくらしたお腹から白子がトロリ。「だんだん軽くなっちゃう。検量の後で助かったよ」と笑顔が咲いた。

 規定の3尾をクリアしたのは94%に当たる72人。真剣勝負という緊張感の中、制限尾数の50尾を釣った猛者も出るほど、大会は旬にふさわしい高活性に恵まれた。表彰式後に行われた恒例のお楽しみ抽選会も大盛況。灰色の曇り空の下、参加者の晴れやかな笑顔が輝き、一足早く梅雨明けしたようだった。

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