2019.6.6 12:00

【竿々学々】常磐・大洗沖のムシガレイ、絶好調!トップ30匹超え連発

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常磐・大洗沖のムシガレイ、絶好調!トップ30匹超え連発

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 ――師匠、茨城・大洗沖でムシガレイがバカ釣れしているって聞いたんですが、本当ですか。

 「おお、乗合船として狙っているのはマコガレイなんだが、釣れてくるのは圧倒的にムシガレイが多い。俺にとってはムシガレイの方が断然魅力的なんだが、船長の話では、ほとんどの人がマコガレイが釣りたくて来るらしいな」

 ――へえ~、どうしてでしょうね。ムシガレイってあの“六文銭”のカレイですよね。以前、師匠に東京湾でも釣れていたことがあるって聞いたあのカレイですよね。

 「その通りだ。もう大分前になるが、千葉・内房の勝山港から毎年のように乗合船が出ていてその昔、何度も取材に出掛けた覚えがある」

 ――私の印象では、高級ガレイのイメージがあるんですが…。

 「ものすごい高級魚かと言われれば、ちょっと違う気はするが、高級魚と呼ぶに相応しいカレイだと思うがな」

 ――ですよね。それなのになぜ、マコガレイの方が人気があるんですかね。

 「ムシガレイは、マコガレイに比べると、やや小型で肉厚も薄い。それに魚体の幅もマコガレイほどはないので、釣った時の重量感は劣るかもしれないな。それが原因じゃないのか」

 ――う~ん、確かに肉厚は薄かった気がしますが、師匠に教わって一夜干しにして食べたことがあって、ものすごくおいしかった記憶があるんですがね。

 「おお、ムシガレイは、若干水っぽい肉質なので、一夜干しやコブ〆なんかにすると、グッとうまみが増すカレイだからな」

 ――ムシガレイの旬はいつ頃なんですか。

 「ああ、他のカレイと同じく秋から春、つまり冬場中心だな。ただ卵巣もうまいカレイなので晩春までうまいカレイとして知られている。ただし、地方によっても違うし、旬以外の時期も極端に味が落ちるってことはないように思うがな」

 ――ところで何匹くらい釣れているんですか。

 「おお、マコガレイは40~45センチの大型交じりトップで4、5匹、ムシガレイは、30センチ前後中心にいい日にはトップで30~40匹ってところだな」

 ――えっ、ムシガレイの数、半端じゃないですね。

 「おお、もう大分前からこんな調子で釣れているからな。魚影の濃さは半端じゃないと思うぞ」

 ――そんなに釣れるなら、私、断然行ってきます。ムシガレイは干物にしてもおいしかったですよね。

 「ああ、その通りだ。たくさん釣ってきたら、俺も干物作りを手伝ってやるよ」

 ――お友達の船長に電話しておいてくださいね。

 「おお、分かった」