2019.5.23 12:00

【竿々学々】銚子沖のメヌケ絶好調!50キロオーバーのアブラボウズも

【竿々学々】

銚子沖のメヌケ絶好調!50キロオーバーのアブラボウズも

特集:
竿々学々

 ――師匠、前にも聞いたと思うんですが、メヌケとアコウダイってどう違うんでしたっけ。

 「厳密にはアコウダイとメヌケは同属別種なんだが、アコウダイの別名、地方名をメヌケと言う場合もあり、現物をキチンと見てみないと、それがメヌケなのかアコウダイなのかよく分からんな」

 ――それとメヌケには、いくつも種類があるって聞いたんですが…。

 「アコウダイは、標準和名だが、メヌケという和名の魚はいない。オオサガ(コウジンメヌケ=ベニアコウとも呼ばれる)、サンコウメヌケ、バラメヌケ、アラスカメヌケなどの種類があり、これらの総称としてメヌケといわれ、アコウダイもその中に含まれることもあるのでややこしいんだ」

 ――つまり、メヌケとアコウダイは別の魚なんですね。

 「だから、最初に“厳密”には、と言ったろうが。オオサガ以外は、釣り上げられた時の色も形(深海から釣り上げられた状態では目や浮袋が飛び出している)も素人には見分けはつかない。種類によって極端にまずいモノもいないので、メヌケもアコウダイも“同じ魚”と考えて問題ないと思うがな。ただし、オオサガだけは超深海(水深700~1000メートルライン)が釣り場ということもあり、魚体の色も紅色(多種はピンク系の色)といった感じで別扱いされることが多いな」

 ――ふ~ん。ということは、私なんかはあまりそこにこだわる必要はありませんね。

 「そういうこっちゃ。ところで何なんだ。今日のテーマは」

 ――いえ、銚子外川沖でメヌケが絶好調と聞いたもので、父に電動リールを借りて行こうかなと思ったもので…。

 「おお、確かにここのところ絶好調だな。ここに来て大型のアブラボウズも交じって来て、この間は85キロが1匹上がった。その他にも20~50キロ級が何匹も上がっているから、ビッグなおみやげが付いてくるかもしれないぞ」

 ――85キロですか。私2人分じゃないですか。そんなの無理ですよ。

 「心配するな。ちゃんと船長たちが手伝って上げてくれるから。メヌケは、銚子に専門の料理店があるぐらいで巨大でも実にうまい魚だ。85キロとは言わんから、10~20キロ位のを釣って切り身を持ってきてくれ。メヌケは、この間船長が送ってくれて食べたんだが、アブラボウズはしばらく食っていないからな」

 ――分かりました。その代わり、外川のお友達の船長に電話で私のことをよく頼んでおいて下さいね。深海釣りは素人同然なんですから。

 「おお、分かった。キッチリ面倒見てくれるように頼んでおく」

 ――よろしくお願いします。