2019.4.19 12:00(1/2ページ)

“幻の魚”アカムツ、10人全員オデコなしの快挙

“幻の魚”アカムツ、10人全員オデコなしの快挙

30センチのアカムツを釣った柿崎晋二さん。今シーズン3回目で毎回ゲット

30センチのアカムツを釣った柿崎晋二さん。今シーズン3回目で毎回ゲット【拡大】

 その味を知れば、誰もがとりこ。“赤いダイヤ”と最上級の宝石にたとえられる釣り人あこがれのターゲット、アカムツだ。簡単に釣れるものでなく“幻の魚”と呼ばれることもあるが、そんな超高級魚が東京湾にも生息している。トレジャーハンター気分で、横浜市・野島夕照橋『新修丸』へ。海底の宝探しに出掛けた。

 久里浜沖の海面を割って赤い魚が見えた。分かっているのに、自然と「アカムツだ」と声が出た。

 恥ずかしながら、アタリは感知できなかった。底ダチを取り、ゆっくり竿を誘い上げた。少し遅れてオモリの反動があるはずだが、竿先が跳ね返らない。何か付いた? 中速で50メートルほど巻くと“クンクン”と竿先がタタかれ、生命体の存在が明らかに。残り100メートルでタタキが激しさを増す。開始2時間後の午前10時32分、26センチのアカムツを玉網でキャッチ。初ゲットの時間を胸に刻み込んだ。

 スタートは波乱含み。新明正義船長から「水深240メートル。どうぞ」と合図が出た直後、サバがオマツリを誘発。しかし、その猛攻は歓喜への序章に過ぎなかった。その後、本田泰広さん(48、東京・北区)に27センチのアカムツがヒット。「一度食べてみたくて。まさか初挑戦で釣れるとは」と喜びを隠しきれない。

 中盤、雨がチャンスタイムを連れてきた。十倉秀郎さん(47、川崎市)は「チャレンジ4回目で、ようやく本命に会えました」と笑顔で28センチにご対面。再投入したオモリが着底した瞬間、またもやアタリ。30センチにサイズアップすると、「運を使い果たしたかも」と、高級魚の連チャン劇に恐れをなしていた。

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  • ずらりと6尾並べた十倉さん。笑顔が咲きます
  • 助っ人の『こうゆう丸』荻野裕司店主が玉網を伸ばす
  • このタタく感覚は…。巻き上げはワクワクを楽しんで