2019.3.14 12:00

【竿々学々】千葉・内房のマルイカ、今シーズンは期待できそう!シーズン本番、間近か!?

【竿々学々】

千葉・内房のマルイカ、今シーズンは期待できそう!シーズン本番、間近か!?

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 ――師匠、まだ釣果にムラはあるようですが、内房地区のマルイカが釣れていますね。マルイカのシーズン盛期っていつ頃なんですか。

 「実のところ、俺もよく分からん。マルイカが釣り物になって20年近くになるとは思うが、その間まったく釣れなかった年があったり、時期外れ?にやたら釣れたりすることもあったからな。最初は4~6月頃がシーズンと思っていたんだが、どうもそうとばかりは言えない気がするな」

 ――マルイカって、あのケンサキイカの“子供”ですよね。

 「その通りだ。和名はケンサキイカだが伊豆諸島周辺ではアカイカの呼び名で知られ、夏から初秋の釣り物だからな」

 ――ということは、春に東京湾や相模湾でマルイカが釣れるとういうのは、理にかなっていますよね。

 「その通りだ。なのでマルイカ釣りのシーズンは4~6月頃ってことで納得していたんだが…。まあ、何はともあれこの時期に釣れているんだから今シーズンは期待してもいいんじゃないか」

 ――内房の勝山港に師匠のお友達の船長さんがいらっしゃいましたよね。

 「おお、よく覚えていたな。実はこの間、彼に電話で聞いてみたんだがサイズのバラつきはあるが、あちらこちらに群れがいて徐々に固まってきているそうだ」

 ――いいですね。もう3月も半ばですし、春本番も間近ですから楽しみじゃないですか。でもマルイカって何回やっても難しいですね。

 「まあな。マルイカはイカ釣りと思わない方がいいかもしれないな。めちゃくちゃノリがいい時には誰にでも分かる明確な手応えで釣れてくるが、渋い時には穂先に出る微妙なアタリが取れなければまともには釣れないからな」

 ――そうなんですよ。その穂先に出るアタリがなかなか取れないんですよね。いつか師匠にぶっちぎられた時も「ほら、当たっているだろう」と言われても私にはそれが見えませんでしたからね。

 「もう一つは、穂先に出るアタリではなく、手元に感じる感触でも結構かかってくる。ただ、これは本当に感触なんで、いくら説明しても分からんだろうな。まあ、場数を踏んで会得するしかないんじゃないか」

 ――確かにそれはどんな釣りでも言えますよね。竿にはアタリが出ていないのに何となく食っている感じがするっていう瞬間がありますよね。

 「そういうこっちゃ。マルイカは何にして食べてもうまいからな。なんたってケンサキイカは“ツツイカの最高峰”と言われるイカだからな」

――マルイカは、本当においしいイカですものね。師匠、タイミングを見て行きましょうよ。

 「おお、分かった。船長に今週なら…って時に電話をくれるように言っておく。父君にもそう言っておいてくれ」

 ――はい。分かりました。