2019.1.10 12:00

【竿々学々】東京湾奥部・行徳沖のマコガレイ好スタート!午前と午後の半日乗合船で出船

【竿々学々】

東京湾奥部・行徳沖のマコガレイ好スタート!午前と午後の半日乗合船で出船

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竿々学々

 ――師匠、今シーズンも行徳沖のマコガレイ釣りが始まりましたね。調子がいいと聞きましたが、どうなんですか。

 「う~ん、今シーズンは少々スタートも遅く、まだデータがそれほどないので判然とはしないが、午前、午後の半日船でもまずまずの釣果が出ているし、35センチオーバーも姿を見せているから期待してもいいんじゃないか」

 ――父から聞いたんですが、その昔は東京湾のマコガレイといえば、秋から冬にかけて第一の対象魚で40~50匹の釣果も度々記録されていたそうですね。

 「おお、その通りだ。以前にも話したと思うが、『東京湾の釣り船は冬はマコガレイで食っていた』と言っても過言ではないぐらいの釣り物だった。俺もずいぶん“いい思い”をさせてもらった記憶がある」

 ――それなのに今では、マコガレイの乗合船を出している船宿さんは数えるほどですよね。何でそんなに釣れなくなってしまったんですか。

 「東京湾の海底が砂から泥に変わったから…、下根などの埋め立てで産卵場所が激減したから…、マコガレイの餌が激減したから…等々色々な理由が挙げられたが、どれも決め手がなく、いまだに分からないというのが本当のところだ」

 ――今の釣り場は、東京湾奥の行徳沖と神奈川・金沢八景沖の2カ所ですよね。

 「う~ん、他にも釣れる場所はありそうな気もするが、毎年、乗合船を出しているのは行徳と金沢八景の船宿が1軒ずつになっちまったからな」

 ――金沢八景沖では、秋のシーズンから結構釣れていたそうですね。

 「おお、2桁釣果も挙がっていたから、最近じゃかなり“いい年”と言ってもいいんじゃないか」

 ――行徳沖は、いつも冬が中心ですよね。

 「おお、産卵期を終えて回復期に入った大型を中心に狙っているからな。去年の冬にも40センチオーバーが何匹も釣れている」

 ――確か、“並べ釣り”ですよね。

 「ああ、昔のようなコヅキ釣りではなく、船縁に2、3本の竿を並べて時々仕掛けの位置をずらしてやりながら狙う釣り方だ」

 ――何かコツはあるんですか。

 「おお、早合わせは絶対禁物だ。竿先が引き込まれるくらいまで待ってから合わせても十分間に合うからな。それと、マコガレイは小さな餌ではなかなか釣れない。餌の青イソメは3、4匹房掛けにして使い、残った餌に追い掛けするようにタップリ餌を付けるのもポイントだな」

 ――分かりました。竿を3本持って行って来ます。

 「おお、行徳の船長に電話しておいてやる」

 ――はい。お願いします。