2019.1.3 12:00

【竿々学々】2019年の“初釣り”は…東京湾でこの時期にシロギスの束釣り!?

【竿々学々】

2019年の“初釣り”は…東京湾でこの時期にシロギスの束釣り!?

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 ――師匠、ついに平成最後の年が明けましたね。

 「おお、そうだな。4月には新元号になるわけだから“平成最後の年明け”ってことになるな」

 ――師匠は、年末はだいぶ忙しかったようですが、さすがにお正月はお休みが取れるんでしょう。“初釣り”はどこに何を釣りに行くんですか。

 「おお、よくぞ聞いてくれた。父君も誘ってもらいたいんだが、気になって仕方がない釣り物があるんで、それを狙うつもりだ」

 ――ええ~、それって気になりますよ。一体何なんですか。

 「シロギスだ」

 ――えっ、シロギスですか~。

 「何だ、そのガッカリした口調は。だからお前じゃなくて父君を誘うって言ったんだよ」

 ――だって、あの天ぷらやしゃぶしゃぶ食べるシロギスでしょう。

 「お前は、そのシロギスが、夏から、イヤ、春先から秋までどんな状況だったか覚えていないのか」

 ――ええ、そう言えば、誰でも釣れるファミリーフィッシングの対象魚の代表みたいに言われるシロギスが、全然釣れませんでしたよね。師匠クラスの腕の持ち主でも20~30匹なんて状況が続いたって聞きました。

 「一番奇怪だったのは、夏場になっても盤洲(木更津沖の浅場)の超浅場(水深2~5メートル)でまったくと言ってよいほど釣れなかったことだ。例年なら2束(200匹)、3束と釣れるはずが、まったく釣れないんだから『東京湾のシロギスはどうなっちゃってんだろう』と話題になるのも無理もないよな。しかも、それが2年続いたんだから…」

 ――それなのに何で“初釣り”がシロギスなんですか。

 「12月の半ばを過ぎて急に釣れだしたんだよ。それも束釣り(100匹以上)どころか2束釣りが何回も記録されているんだ。様子を見に行きたくなるのは当たり前だろうが」

 ――確かにそうですね。こんな時期に釣れ出したってことは良型ばかりなんですか。

 「それがそうでもないんだ。13~15センチ級の小型も結構交じってくるっていうからますます興味津々だろうが」

 ――確かに。私も連れて行ってくださいよ。しばらくシロギスのしゃぶしゃぶも食べていないし、私にも結構釣れそうじゃないですか。

 「おお、分かった。父君に都合を聞いておいてくれ。年末にかなり頑張って仕事をしたせいで、休みが山ほど溜まっているから、だいたい都合が付けられると言っといておくれ」

 ――はい。分かりました。