2018.12.20 12:00

【竿々学々】“東京湾の宝石”、今シーズンは大型多い!連日のように2~3キロ級が

【竿々学々】

“東京湾の宝石”、今シーズンは大型多い!連日のように2~3キロ級が

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 ――師匠、先月、茨城・大洗沖に出掛けて1~2キログラムのマダコを8杯も釣って、まだ冷蔵庫の中に2杯ほど残っているんですよ。勿論、お正月用に残して置いたんですが、先週、母が『今年は“東京湾の宝石”は釣りに行かないの』って突然言い出したんですよ。

 「だってマダコなら冷蔵庫に2杯残っているじゃないのって言ったら、『あのタコも美味しかったけど…』って言うんですよ」

 ――母の口から“東京湾の宝石”なんて言葉を聞くなんて夢にも思っていませんでしたから、ビックリしちゃって。

 「それって、つまり正月には東京湾のマダコが食べたいと言ってらっしゃるわけだな」

 ――そうなんですね。今まで母が、そんなことを言ったことがなかったもんだから、父も私もビックリしちゃって。

 「それで急遽、東京湾のマダコに行こうって事になったわけだな。確かに母上の味覚は正しいよ。常磐のマダコも決して不味いわけじゃないんだが、東京湾のマダコは別格だからな」

 ――それで、今シーズンの東京湾の“冬ダコ”はどうなんですか。

 「11月の開幕当初は数も結構出ていたんだが、ここに来て完全に数よりも型って釣れ方になっているな」

 ――という事は、オデコ覚悟で出掛けなければ駄目ってことですかね。

 「う~ん、このところ正月用を狙って大人気になっているから、どうしても大人数の釣りになる事が多いからな。浦安の船宿では、10人までは片舷で釣らせてくれるが、日並みがいい時は平日でも2隻出しになっている位だからな…」

 ――父から聞いたんですけど、それでも船中20杯超えなんて日も結構あるらしいじゃないですか。

 「おお、その通りだ。釣果欄だけ見ていると、0~3杯とか1~2杯なんて数字が多いんで“激渋”状態に思えるかも知れないが、実はそうでもないんだ。しかも500、600グラム級のチビダコはほとんど交じらず2~3キログラム級が多いらしいから、1、2杯釣れれば十分に“東京湾の宝石”が味わえるってわけだ」

 ――師匠は、どうせ年末は忙しくて行けないんでしょう。父と出掛けて3、4杯釣れたら1杯お裾分けしてあげますね。

 「おお、小さい奴でもいいから1杯頼むぜ。大いに期待して待っているからな」

 ――はい。分かりました。