2018.12.8 05:00

【甘口辛口】有馬記念にキタサンブラックはいないけど…サブちゃんが紅白に復活!

【甘口辛口】

有馬記念にキタサンブラックはいないけど…サブちゃんが紅白に復活!

キタサンミカヅキ

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 ■12月8日 中央競馬の総決算・有馬記念が23日、中山競馬場で行われる。昨年の優勝馬キタサンブラックが過去3年間、話題を独占。と同時に、オーナーの演歌歌手、北島三郎がレース後、代表曲「まつり」を競馬ファンの前で歌うのが風物詩となった。しかし、今年は所有馬は出場しない。

 その代わり…と言っては語弊があるかもしれないが、北島は2013年以来5年ぶりに大みそかの大舞台・NHK紅白歌合戦に復帰する。「後進に道を譲る」と紅白を卒業したが、平成最後の紅白へぜひ-と周囲の声に押され、特別企画として出演し「まつり」を歌う。演歌ファンにとっては「いよっ、待ってました!」といったところだろう。

 ただ、北島にとって今年は悲しい出来事が相次いだ。今回一緒に出演する弟子の北山たけし、大江裕のユニット、北島兄弟の歌う「ブラザー」を作った次男の作詞作曲家、大地土子(とこ、本名・大野誠)さんが2月に51歳で病死。9月には故郷の北海道で起きた大地震で41人が死去した。

 紅白復帰が決まった際、北島は「一日も早い復興を願っております」とコメント。今年各地で起きた自然災害の被災地に思いを馳せた。それだけに、多くの夢と感動をくれた愛馬に代わり、今年は自ら列島を元気にしたい思いに違いない。ただ、キタサンブラックのいない年末は、競馬ファンにとっては一抹の寂しさを禁じ得ない。

 その穴を少しだけ埋めるように、好成績の続く所有馬キタサンミカヅキ(牡8)が9日、ダート短距離GIII・カペラS(中山、ダ1200メートル)に出走する。北島が最も期待を寄せる1頭でもあり、筆者はミカヅキにも夢を上乗せするつもりだ。(森岡真一郎)