2018.12.1 05:00

【甘口辛口】吉澤被告、実刑すれすれの執行猶予5年 反省し、輝き取り戻す準備期間とも思いたい

【甘口辛口】

吉澤被告、実刑すれすれの執行猶予5年 反省し、輝き取り戻す準備期間とも思いたい

元モーニング娘。吉澤ひとみ被告

元モーニング娘。吉澤ひとみ被告【拡大】

 ■12月1日 テレビの情報番組でも放送された交通事故の動画でも、悪質ぶりは明らかだった。信号無視でひき逃げの上に酒気帯び…。自動車運転処罰法違反などの罪に問われた元モーニング娘。の吉澤(本名・川前)ひとみ被告(33)に30日、東京地裁から最長の執行猶予5年がついた懲役2年の有罪判決が下った。

 被害者2人と示談が成立し、芸能界を引退して免許再取得をしないことを誓ったことなどが考慮されたが、一歩間違えば命を奪う危険もあった。実刑すれすれと言ってもいいのではないか。前日29日の初公判では「今回起こしたことを一生忘れずに過ごしたい」と宣言したが、今回と昨年の事故以外に3件の違反歴があることも判明した。

 初公判には熱烈なファンとみられる中年男女の姿も。そのうちの1人で埼玉県に住む40代の男性は傍聴後、「声が小さくて、本当に反省しているのか疑問」と嘆いた。ファンの期待を裏切った罪は重い。IT企業経営者の夫の証言で、吉澤被告が家庭で毎日飲酒していたキッチンドリンカーであることも分かった。

 しかも、酒量は急激に減っているものの、事故後もやめていないという。酒は本来、楽しむべきものなのに、罪の重荷に耐えかねて酒の酔いに頼っているのではと疑ってしまう。2歳の息子の将来のためにも、すっぱりと断酒し、他に楽しみを見つけたり、何らかの社会奉仕活動に従事する道もある。

 得意の歌やダンス、かつて親しんだフットサルを生かす方法もあるだろう。反省して輝きを取り戻せば、自分や家族、ひいてはファンを幸せにできる日がまたきっと来るはずだ。今回の執行猶予5年は、そのための準備期間とも思いたい。(森岡真一郎)

  • 吉澤ひとみ被告の事故からの経過