2018.11.27 05:00

【甘口辛口】立大、慶大が復活に本腰!箱根駅伝、伝統校の巻き返しに期待

【甘口辛口】

立大、慶大が復活に本腰!箱根駅伝、伝統校の巻き返しに期待

2018年の箱根駅伝で一斉にスタートする選手たち

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 ■11月27日 箱根駅伝が話題に上る季節がきた。出雲、全日本大学を制した青学大の史上2度目の3冠成るかだが、先日同じ都会派のミッション系大学として知られる立大が発表した駅伝強化策には興味をそそられた。2024年の創立150周年記念事業として「立教箱根駅伝2024」を立ち上げ箱根を目指すという。

 立大は1934年に初出場した箱根駅伝では57年に3位になった。通算27回出場し68年を最後に遠ざかっている。復活を託されたのは中大時代4度箱根を走り、5000メートルで世界選手権にも出場した上野裕一郎で、DeNAを退社し現役を続けながら12月1日付で就任。アスリート選抜入試で有望選手を確保する。

 受験を控え、大学の知名度アップに効果抜群とされる箱根駅伝。青学大の成功を目の当たりにし、新興校だけでなく伝統校も黙っているわけにはいかない。20年の第1回大会に出場した「オリジナル4」と呼ばれる早大、慶大、明大、東京高師(筑波大)の4校のうち、やはり近年出場が途絶えている慶大も同様だ。

 創部100年の昨年からプロジェクトを立ち上げ、日体大OBの保科光作氏を監督に迎え強化を始めた。ただし、商業化でヒートアップした現状とは一線を画し「学生スポーツの原点」としてとらえ、スポーツ推薦ではなく、全国のOBの情報網を駆使してのリクルーティングで人材を確保するという。

 先月の予選会では慶大が26位で、最後の出場枠を得た11位の上武大と28分10秒差、28位の立大は37分45秒差あった。遙かなり箱根…。しかし、10年前の08年大会に青学大は出場すらしていなかったことを思えば、10年後はわからない。伝統校の巻き返しが面白そうだ。 (今村忠)