2018.11.8 12:00

【竿々学々】茨城・常磐沖のマダコが絶好調!1キロ前後を中心に2桁釣果連発!

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茨城・常磐沖のマダコが絶好調!1キロ前後を中心に2桁釣果連発!

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 ――師匠、東京湾に先駆けてスタートした茨城・常磐沖のマダコが絶好調と聞きましたが、そんなに釣れているんですか。

 「おお、大洗や那珂湊、日立久慈の船が狙っているが、今シーズンはここ何年かじゃ一番といった釣れっぷりだな」

 ――今はまだ型よりも数だそうですね。

 「ああ、その通りだ。常磐沖のマダコは冬場になると“渡り”と呼ばれる3キロ、4キロの大型が釣れ出すんだが、この時期は1キロ前後が中心だな」

 ――1キロ前後なら家庭で調理するにはちょうどいいんじゃないですか。

 「その通りだ。3キロ、4キロ級になれば釣り味は最高だが、下処理も調理も家庭では大変だからな」

 ――数はどれくらい釣れているんですか。

 「人によって差はあるが、ベテラン勢になると2桁は当たり前、中には20杯以上釣る猛者もいるようだな」

 ――それはすごいですね。常磐のマダコって、テンヤも餌も東京湾とは違うんですよね。

 「ああ、東京湾はテンヤのオモリは50号前後で餌はイシガニを使うが、常磐ではテンヤオモリ100~120号で、餌は基本的にサンマを使う」

 ――ずいぶん重いオモリを使うんですね。

 「湾内の潮流と外海のそれでは全く違うからな。餌が大きいせいもあるが、50、60号のオモリでは釣りにならない」

 ――外海の潮流ってそんなに速いんですか。

 「単純に速いだけじゃなくて潮の力が強いって感じだな。その潮に揉まれるから、マダコも東京湾に比べて“筋肉質”になっちまうってことだな」

 ――その話は父にも聞きました。『常磐のマダコは、諸外国から輸入されたタコに比べれば、味は圧倒的にいいんだが、身が固いのが難点だな。歯のいい若者たちにはいいんだが、年を取ってくると…』って言っていました。

 「確かに大型になると、身に弾力があり過ぎる感じはあるが、食味は抜群だからな。それに1キロ前後のサイズなら、茹で過ぎにさえ注意すればそんなに硬くはならないぞ」

 ――以前、師匠に聞きましたよね。マダコのヌルを取るのに塩を使わない方法を。

 「ああ、釣って来たらそのまま1杯ずつビニール袋に入れて一晩冷凍しちまえばいいんだ。そうすれば塩なしでもしっかり揉めばきれいにヌルが取れる」

 ――マダコは冷凍がきくので、しっかり釣って来てお正月用にしてもいいですよね。

 「おお、乾燥しないようにしっかりとビニール袋などで密閉して冷凍すれば2、3カ月は全く問題なく保存できる」

 ――分かりました。