2018.11.7 12:01(2/3ページ)

タチウオ、ビッグ冬来!脂の乗ったメーター級狙え

タチウオ、ビッグ冬来!脂の乗ったメーター級狙え

10歳の佐藤俊弥くんは初挑戦で94センチゲット。父の秀雄さんも大喜び

10歳の佐藤俊弥くんは初挑戦で94センチゲット。父の秀雄さんも大喜び【拡大】

 シャクって、止めて、巻き上げる。観音崎沖の水深55メートルで「底から3~8メートルを誘って」と岩渕裕介船長がアナウンス。16人のゴーストバスターズが出動だ。「夏の誘い方と違ってシャクったら1回止めて」と船長のアドバイスでバタバタッと刀が振り抜かれます。

 1シャクリごとにパクッ、パクッと食べようと猛突進してくるタチウオ。誘ってはヒラヒラと餌をかわす姿は、赤いマントをチラつかせる闘牛士みた~い。そんな誘いにしびれを切らしたタチウオが、バクバクと本気食い。ニヤリ。シュッと合わせを入れ、一丁あがり~。お腹がでっぷり太った92センチ。スタートダッシュはバッチシだ!!

 神出鬼没で幽霊といわれるタチウオさん。どこへ行ったのやら、アタリが遠のきます。「タチウオにやる気がないときはね…」と船室からひょっこり出てきた船長が、私の竿を持ちます。仕掛けを底まで下ろし、5メートル巻き上げてキーパーに掛けて「これでOK」。置き竿? まさか、これで釣れるはずがないでしょ。

 数分後、誘ってなんぼの釣りと思っていた私の“タチウオ革命”。必死に誘う周りより、のんびり手を休ませる私の竿にチョンチョン。「まだ、待って」。スーッともたれ掛かったそのときを見逃さず、「いまだ~」と船長のGOサイン。電動の高速で一気に合わせます。前半の誘いでパンパンの腕も休められ、一石二鳥の1本です。

 後半、走水沖の水深60メートルへ。右隣の佐々木国起さん(49、さいたま市)に「今度は電動シャクリも試してみたら?」と勧められ、3つ目の釣法に挑戦です。電動の速度を2にして小刻みに振るのみ。見事にハマり、切れ目なく4連チャンです。

 終わってみれば65~100センチを4~27本。私は最大96センチでトータルは大健闘の21本。寒くなるにつれ、脂が乗ったビッグがズシッと竿にノる。“タチ”まち釣り人を笑顔にしてくれますよ!! (川目梢)

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  • 川目記者が仕留めた96センチのタチウオ。大型はこれからが本番です=東京湾・観音崎沖
  • 猿島をバックに勢いよく刀を振り抜きます
  • 吉野流タチウオの天ぷら
  • 当日の仕掛け