2018.10.10 12:02

1投目からグン!ヒラメ全面解禁 連続ヒットに魚影の濃さ確信

1投目からグン!ヒラメ全面解禁 連続ヒットに魚影の濃さ確信

稲川誠さんは1キロ級のヒラメをゲット。計11枚で竿頭です

稲川誠さんは1キロ級のヒラメをゲット。計11枚で竿頭です【拡大】

 釣り人を心躍らせるキーワードがある。それは“解禁”。今月1日、外房・片貝沖のヒラメ釣りが全面解禁を迎えた。今シーズン手つかずの海底に、ヒラメがうじゃうじゃいるイメージが頭の中でうずまく。いても立ってもいられない。こうなると、実際に釣るのが一番。千葉県九十九里町・片貝『洋一丸』へ、解禁直後の様子を伺いに向かった。

 本格的に雨が降り始めた片貝沖。行木洋一船長から「どうぞ。水深25メートルです」と合図が出た。餌の活イワシは弱らせないよう素早く親バリを上アゴ、孫バリは背中に刺す。“ウブなヒラメを誘惑してこい”と、そっと海中へ送り出した。

 1投目、オモリを底から50センチ浮かせた直後“グン”。いきなりのアタリに合わせてしまうが、掛かったようだ。残り10メートルですっぽ抜け。やはり合わせが早過ぎた。2投目も同様のミス。ヒラメは最初のアタリで合わせず、餌をしっかり食い込むまで待つのがセオリー。「バラシとはいえ連続ヒット。焦らなくても魚影は濃いぞ」と待ちの気持ちを心掛ける。

 開始25分、3度目の正直。今度は“グイン”と引き込まれてから、合わせる。ガッチリ掛かった。800グラムの本命に一安心。右舷ミヨシの稲川誠さん(74、川口市)は「半年ぶりのヒラメに思わず体が反応してしまう」と、同じく早合わせのバラシに苦笑い。しかし、4投目からは700グラム~1キロ級を連チャン。釣り歴60年の技で、順調に取り込んでいる。

 突然、“ガクガクッ”と私の竿が持っていかれそうになった。合わせることもなく、アタリと同時に竿が満月。ヒラメがイワシを丸飲みしたようだ。「この反応は良型か」と胸が高まる。ゆっくりリールを巻くと、手に平面体の抵抗。水平移動は軽く、垂直移動はじんわり重く感じる。海面に茶色のひし形が見えた。2・2キロの良型。うれしさが込み上げた。

 午前10時30分、風雨が強くなり早上がりとなったが、最終的には0・4~2・2キロを2~11枚、6人29枚と絶好調だ。竿頭の稲川さんは「刺し身はもちろん、アラでだしをとったスープも絶品」とニッコリ。私は後半に750グラムを追加して3枚で終了。2回目のヒラメ挑戦ながら、解禁直後の恩恵にあずかることができた。ビギナーにも“おいしい”ウブなヒラメ。合わせは待っても釣行は待たずに、が正解だ。 (西岡信雅)

★船長の見通し

 「全面解禁以降、順調です。始まったばかりなので、攻めていないポイントがたくさんあります。新しい場所を狙っている間に、前のポイントにも再びヒラメがたまってきます。解禁直後はこんな感じで選択肢が増えるので、見通しはいい。例年銚子の方から来るカタクチイワシの群れが通り過ぎた後、すごく活性が上がる時期があります。いつになるか分かりませんが、そのときは良型も期待できますよ」

ガイド

 〈船宿〉サンスポ推薦=片貝『洋一丸』(電)0475・76・5769〈交通〉JR外房線・大網駅下車、九十九里センター行きバスで終点下車。マイカーは東金有料道路・山田ICから国道126号経由、九十九里有料道路・真亀ICを降りて左折〈乗合料金〉餌氷付き1万2000円。予約乗合で4時30分集合、5時出船。毎月第2、4金曜日が定休。

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