2018.9.16 05:00

【甘口辛口】これだけダンク決めまくるバスケ日本代表は初めて…W敗予選で見せた本当の力は涙モノ

【甘口辛口】

これだけダンク決めまくるバスケ日本代表は初めて…W敗予選で見せた本当の力は涙モノ

カザフスタン戦でプレーする日本の八村塁=アルマトイ(日本バスケットボール協会提供・共同)

カザフスタン戦でプレーする日本の八村塁=アルマトイ(日本バスケットボール協会提供・共同)【拡大】

 ■9月16日 これだけダンクを決めまくる日本代表は初めてだろう。バスケットボール男子のW杯アジア2次予選で、日本は敵地でカザフスタンに85-70の快勝。米ゴンザガ大の八村塁が24得点、米プロNBAのグリズリーズとツーウエー契約を結んだ渡辺雄太は17得点、2ブロック。その数字以上に、いつまでも見ていたくなるプレーの数々に胸が高鳴った。

 2メートル3、20歳の八村はワンハンドダンクを2発。2メートル6、23歳の渡辺は惜しくも不発だったがアリウープ1回。アイラ・ブラウンも馬場雄大もダンクを決めた。高さで不利とみられたリバウンドもブラウン8、八村7、長らく代表のインサイドを支えた33歳の竹内譲次が4と全員が体を張り、36-37と拮抗。勝因の1つになった。

 4選手が買春行為で追放され、ファンをガックリさせたアジア大会代表12人のうち、今回ベンチ入りできたのは3人で、うち2人は出番がなかった。東京五輪の開催国枠に影響するW杯予選で見せた日本代表の本当の力は、ファンにも関係者にも涙モノだろう。

 世界49位の日本だが、今年6月に新加入した八村の活躍などで10位の豪州を倒してからW杯予選3連勝。17日は東京・大田区総合体育館で25位の強豪イランを迎え撃つ。メンバーは16日に発表。左足手術で休んでいる2メートル10のセンター、ファジーカス・ニックは復帰できるのか。

 未読の方には申し訳ないが、バスケ漫画のバイブル「スラムダンク」でいえば、リバウンド力と得点力を兼ね備えた八村は主人公の桜木花道プラス流川楓、万能型の渡辺は仙道彰を思わせる。イラン戦はBSフジなどで生中継。ぜひ日本バスケの未来を目に焼き付けてほしい。 (親谷誠司)