2018.8.31 12:00

【ヘラブナ】サワリをアタリに繋げ きたきた良型43枚

【ヘラブナ】

サワリをアタリに繋げ きたきた良型43枚

水位も回復中。タナが広がり、秋の荒食いシーズンも間もなくだ=千葉県富津市『戸面原ダム』

水位も回復中。タナが広がり、秋の荒食いシーズンも間もなくだ=千葉県富津市『戸面原ダム』【拡大】

 厳しい残暑が続き、釣り場の水温が上昇。これではヘラブナの食いは今イチだ。そんななか、出掛けたのが千葉県富津市にある『戸面原ダム』。台風の影響で強風に見舞われたが、43枚の好成績。秋の荒食いに向けて期待十分だ。

 ★概況

 房総半島を代表するヘラブナ釣り場の『戸面原ダム』。この時期は35センチ前後の良型主体で、地ベラ化した40センチ超も交じる。取材時は約2メートルの減水だったが、先週末で農業用水の利用が終了。今後、水位は回復するはずだ。

 ★ポイント

 現在、釣れているのは「石田島立木」、「馬の背」、「寮下」、「塚山立木」、「中島岬」。また減水で各所に立木が出現、ポイントが拡大している。

 ★釣り方&餌

 宙、底どちらでもOK。共に10~15尺竿に実績があるが、来月以降はタナが広くなるので長竿も有効。餌は両ダンゴ。食い渋り時は、グルテンや角麩とのセット釣りが効果を発揮する。

 ★実釣

 「水温の差が縮まってきたので、釣れる層も広がってきました」と、『ボートセンター』の相沢裕之店主。夏場は表層水温が30度以上になるが、水深5~6メートルでは20度以下と差が激しい。そのため、1メートル前後の浅ダナや短竿のチョウチンが主流だ。

 風裏の「杉林」に入り、13尺いっぱいのチョウチンで午前6時にスタート。まずは、ボソッ気のある餌で寄せを重視する。10分後。ゆっくり馴染みかけた瞬間、一気に消し込んで33センチ。3投後にも同型が続いた。

 しかし、両方ともサワリから連動したアタリではない。案の定、サワリが出ないまま1時間以上経過。餌を軟らかく練り込み、ウキを深く入れる方向で様子を見る。15分ほどでサワリの気配は感じたが、アタリにならない。そこで11尺から18尺竿まで試してみた。深いタナほど、サワリから連動したアタリが出る。

 18尺竿に的を絞った。角ばらせた餌でサワリを出し、次投は丸めて付ける。ウキがトップ付け根であおられ、一旦静止。ゆっくりと馴染みかけると、そのまま“ズバッ”と消し込んだ。糸鳴りと同時に、穂先が水中に突き刺さる。慎重に取り込んだのは黒光りした肉厚。37センチの良型だ。

 3投後に34センチが出ると、5投目にも36センチで1時間9枚。ウキが立ち、あおられながらヘラの層を通過、刻みながら消し込むパターンで次の1時間は12枚。明らかにタナが広がった。その後もアタリが連続。地合になり着実に数が伸びる。

 アタリを切らさないよう1投ごとに餌の付け方を調整しながら、最終的に計43枚。午後3時30分に納竿した。来月以降、水況が安定すれば活性も上がるはず。秋ベラシーズンが楽しみだ。 (APC・小澤浩)

 ★当日の餌

 両ダンゴ=「バラケマッハ」400cc、「段差バラケ」200cc、「グルバラ」400cc、水=230cc

ガイド

〈案内〉サンスポ推薦=戸面原ダム『ボートセンター』(電)0439・68・1587〈交通〉JR内房線・上総湊駅下車。戸面原ダム行きバスで終点下車。マイカーは館山自動車道・富津中央ICで下り、鴨川方面へ約20分〈料金〉舟代3000円。時間は午前5時30分から午後5時(桟橋着)まで。9月からは午前6時出舟。

  • 35センチ前後の良型主体で、黒光りした大型も交じる=千葉県富津市『戸面原ダム』
  • 戸面原ダムの位置図