2018.8.29 12:02(1/2ページ)

シロギス、太っ胴回りデカっ引き味良し! うまっ刺し身でも昆布じめでも

シロギス、太っ胴回りデカっ引き味良し! うまっ刺し身でも昆布じめでも

竿頭の中山一男さんは23センチと21センチの良型キスのダブルをゲット=東京湾・中の瀬

竿頭の中山一男さんは23センチと21センチの良型キスのダブルをゲット=東京湾・中の瀬【拡大】

 東京湾・中の瀬といえば、シロギスが主人公。数も安定しているが、なんといっても魅力は型だ。20センチ級の良型主体で、時には25センチ以上のビッグも出現している。このサイズの引き味はもちろん、刺し身や昆布じめなど食味も最高。横浜市・磯子『根岸丸』のショート船で、デラックスな“パールピンクの女王”のハントに挑戦した。

 魚より先に、目からウロコが落ちた。ぎこちない私の誘い方を見た新井勇樹船長から「利き手の方が簡単ですよ」とアドバイス。右利きなら、竿は左手で持つものと思い込んでいた。キスは合わせる釣り。掛かった後は、スムーズにリールを巻けなくても大丈夫。持ち替えてもOKだ。

 中の瀬の水深17メートル。ダブルでスタートしたが、共に14センチ前後。狙いはこれではない。船下で基本動作を繰り返す。オモリが着底したら、胴突きの仕掛けが落ち着くまで待つ。次は素早く頭上まで竿をあおり、再度ゆっくり落とし込み。間を置いてから“トントン”とオモリで小さく海底をタタいて誘う。このリズムは人それぞれ。上手な人を参考に、体に感覚をたたき込む。

 “キスは20センチ級が前提”という船長の決断は早い。小型が続くと即移動。その熱意に応えたい。太めの青イソメを人さし指の長さに付けた。“ブルッ”と良型を感じさせる大きなアタリ。早合わせは禁物。ほんの少し竿先を送り込む。合わせも決まった。さっきとは格段に違う引き。23・4センチが登場した。

 四隅のベテラン勢は、2本竿で数を伸ばす。中山一男さん(62、横浜市)は、21センチと23センチのダブルに「しゃぶしゃぶもおいしいよ」と笑顔。鈴木正治さん(78、横浜市)は「手元に伝わる引きが楽しい」と、和竿で24・2センチをゲットした。

 10尾を超えたところで、良型のアタリを掛け損なった。合わせが早い? 首をかしげていると、「ハリ先が丸まっていますね」と船長。確かにハリが爪に引っ掛からない。船長が交換してくれた。効果抜群。交換の度、20センチ級の口にしっかりハリ掛かり。再び目からウロコが落ちた。

 午後2時納竿。最終的には13~24・2センチを20~73尾。私は29尾で、20センチ以上は13尾。その良型は胴回りも太く、手に握るとぴったり。ピンクに輝く女王の“ウエストサイズ物語”。中の瀬を舞台に、絶賛展開中だ。 (西岡信雅)

【続きを読む】

  • 鈴木正治さんはこの日最大の24・2センチを釣りニッコリ
  • ベテランは2本竿を巧みに操る
  • 30.6センチのビッグを釣り上げた本田稔さん
  • 当日の仕掛け