2018.8.16 12:00

【竿々学々】陸っパリのハゼ、いよいよスタート!「ハゼは秋の彼岸から」と言うが…

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陸っパリのハゼ、いよいよスタート!「ハゼは秋の彼岸から」と言うが…

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 ――師匠、そろそろ陸っパリのハゼがシーズンインしますよね。まだ行かないんですか。

 「お前、鋭いな。実は今週末、富津、木更津方面に今シーズンの様子を見に行くつもりだ」

 ――やっぱり。そんな気がしていたんですよ。父も和竿の手入れなんか始めていましたし、そろそろお誘いがあるんじゃないかってウキウキしていましたよ。

 「父君には、今シーズンの状況が判然としないので、取り敢えず釣り仲間2、3人で偵察して来ます-と伝えてある。状況がよければ来週末にでも行きましょうともな。期待出来そうだったらお前も行くか」

 ――もちろんです。私、ここのところ陸っパリのハゼ釣りにはまっちゃっているんですよ。船の釣りとは違う面白さがありますよね。

 「ほほう、お前さんにそう言われると、何か嬉しいな。陸っパリのハゼ釣りは、マブナ釣りと並んで魚釣りの基本中の基本と言ってもいい釣りだからな」

 ――なんか、最近になって師匠の言っている意味が少し分かってきた気がするんですよ。陸っパリの釣りって基本的に自分で全てやらなきゃダメじゃないですか。逆に言えばそれが出来なければ釣りにならないわけだから基本中の基本ってことですよね。

 「ほう、さすが俺の弟子だな。それが分かれば“免許皆伝”だ」

 ――ところで、師匠達がよく『ハゼは秋の彼岸から』と言っているじゃないですか。あれってその時期になると丁度いいサイズに育つからってことなんですか。

 「そういうことだ。実際は地方や場所、川によってもハゼの育ち具合は違うし、一概には言えないんだが、秋の彼岸(今年は9月20日が彼岸の入り)頃になれば、天ぷらサイズに育っていい感じになるってことだよな。また、“彼岸のハゼは中風の薬”と言って、お彼岸の中日に釣ったハゼを食べると中風(脳卒中などの脳血管障害)にならないという“言い伝え”もある」

 ――今年も江戸川放水路のボート釣りでは7月から好調に釣れているみたいですが、富津、木更津方面の川はどうなんですかね。

 「富津の新富水路では、もうだいぶ前になるが、7月に14、15センチ級の束釣り(100匹以上)をした経験があるんだが、そんなことはその年だけだった気がするな。ただ、その後を考えてみると、大体8月半ばには10~12、13センチ級が釣れだしたと思う」

 ――それで今週末、様子を見に出掛けようということになったわけですね。

 「そういうこっちゃ。お前にも結果を教えるから、もう少し待っていろ」

 ――分かりました。父と一緒に朗報を待っています。

 「ああ、分かった」