2018.8.12 05:00

【甘口辛口】テニス史上屈指の名勝負の裏側は…1980年ウィンブルドン男子単決勝描いた映画に期待ふくらむ

【甘口辛口】

テニス史上屈指の名勝負の裏側は…1980年ウィンブルドン男子単決勝描いた映画に期待ふくらむ

 ■8月12日 夏休みの子供たちの各大会はいま佳境だろう。知人の子息も大阪で開催中の全日本ジュニアテニス選手権に出場し、惜しくも敗退した。大会は歴代優勝者に福井烈、松岡修造、伊達公子、錦織圭らがいて、4つの年代ごとに男女、単複があり計16のトーナメントで競われる。

 審判は準決勝から主審1人がつくが、準々決勝までは選手によるセルフジャッジ。問題が発生すれば、複数コートを担当する「ロービング(巡回)アンパイア」が判断する。その知人によるとジュニアの場合は判定でモメることはほぼなく、「大人の方が、そりゃいろいろあります」。

 4大大会のように線審、ネットジャッジ含め審判9人なんて一般の大会では不可能。日本テニス協会では「セルフジャッジ5原則」を定めて順守を呼びかけている。自コート側は自分で判定するため、「難しい場合は相手有利に」「アウトはボールとラインの間にはっきり空間が見えた時」と明記。原則の5番目は「コート外の人は口出ししない」だ。

 テニス史上屈指の名勝負、1980年ウィンブルドン男子単決勝を描く映画「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」が8月31日から公開される。不利な判定に怒り、審判に悪態をつく「悪童」マッケンローの真実。5連覇を狙う冷静沈着な「アイスマン」ボルグも、若い頃はそれ以上に…。

 予告編しか見ていないが、ボルグ役のスベリル・グドナソンは本物さながら。マッケンロー役のシャイア・ラブーフもいい雰囲気で、期待は大きい。あのフルセット3時間55分の裏側を見たいと思うのは、夜中にテレビにかじりついて見たマッケンロー派の小欄だけではないはずだ。 (親谷誠司)