2018.3.9 05:00

【甘口辛口】まさに「客寄せパンダ」のシャンシャン 中日・松坂は投球で客寄せを 開幕1軍へここからが正念場

【甘口辛口】

まさに「客寄せパンダ」のシャンシャン 中日・松坂は投球で客寄せを 開幕1軍へここからが正念場

中日・松坂

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 ■3月9日 平昌冬季五輪で羽生と小平が金メダルを取った次の週、上野動物園へ行ってきた。昨年6月に生まれたパンダのシャンシャン(香香、雌)を見るためだ。平日の火曜日なのに、午前中から五輪に負けない熱気だった。

 開園15分後に到着すると長蛇の列で入り口が見えない。40分ほど並んでようやく入園。午後1時40分から2時集合の観覧整理券をもらえた。パンダ舎近くの土産店は大にぎわい。観覧時間が近づいた客が滞留するためだ。親子パンダ3頭で年間3億円といわれる中国へのレンタル料をこの店だけで捻出できるのではないか。

 観覧まで3時間半もあるので、園内をゆっくり見て回ることができた。どこに行っても休日並みの混雑ぶりだ。まさにシャンシャン効果。「客寄せパンダ」という言葉を実感した。

 プロ野球、中日・松坂大輔投手のグッズ売り上げが、彼の今季の年俸1500万円を超えたという記事が今週、スポーツ紙に載った。球団は開幕前に年俸分を“回収”した格好だ。他の選手のグッズ販売額も昨年比1・5倍というから、まさに松坂効果。客寄せパンダと言われないためにも、ここからが正念場。開幕1軍を勝ち取る必要がある。

 雌のパンダは4歳から5歳で大人になるという。中国に返還しない限りシャンシャン効果はあと3、4年は続きそう。少なくとも平昌五輪よりも盛り上がりが続くのは間違いない。

 さて、観覧時間となりシャンシャンとようやく対面。疲れたのか、残念ながら木の上で居眠り中だった。「今度は起きている姿を見たい」と再来園を誓うと同時に、こうしたリピーターが多いことを確信した。松坂にも「また見に来たい」と観客が思う投球を期待する。 (鈴木学)