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ガシラの春 海底から42匹引きずり出した/関西フィッシング

ガシラの春 海底から42匹引きずり出した/関西フィッシング

特集:
関西フィッシング
良型のガシラを次々に釣り上げた平井憲さん

良型のガシラを次々に釣り上げた平井憲さん【拡大】

 京都・丹後半島から、春を知らせる釣果が届いた。宮津市の養老漁港から出船する「新幸丸」(宮立建司船長)で、がまかつフィールドテスター、平井憲さんがガシラ釣りに出かけた。高級魚オニカサゴも狙える、おいしい釣り。がまかつの船竿「がま船 ダイナソー」を相棒に、船長のピンポイント操船と呼吸を合わせ、合計42匹のガシラを海底から引きずり出した。

 宮津沖にも春一番に雪どけと、春の声が聞こえてきた。6時30分に養老港を出船。30分ほどで冠島南周辺水深60~70メートルポイントに到着した。

 この日は潮と風が逆の緩い二枚潮で、魚の活性に不安を感じるが、冠島南東周辺は畳一畳ほどの狭いポイントが点々と繋がる。船の流れが遅い方がピンポイントの釣りには良いとも言える。

 ピンポイント操船は船長の腕の見せどころ。悪条件だが宮立船長は忠実に狭いポイントを探った。注意点は潮があまり動かないためアタリが出にい。居食いして魚が根に入り根掛かりするので、忠実に底ダチ・誘い上げ・ステイ・聞きアワセをしてエサをアピール。タナ取りは底から50センチ~1メートルと低めにして、誘いから聞きアワセ、アタリを探った。

 一連の誘いが終わってアタリがない場合、10メートルほど巻き上げ、底を取り直すことにより違うポイントに仕掛けを入れた。このように潮が効いてない場合、巻きあげて落とすことによりアタリの確率が上がる。

 今回の使用竿は、がまかつ「がま船 ダイナソーM1・8メートル」。チューブラボディーにグラスソリッド穂先で繊細なアタリを察知、深場の根魚釣り等に対応でき、ロッドエンドまでの貫通ワンピースのアクテブサスデザイン設計で不意な大物の締め込みにも対応する。

 エサはサンマ、サバ、イカの切り身をチョン掛け。ヒイカ、イワシ等小さいものは1匹掛けする。船にエサは付いているが、切り身になっていないので自分で切り身にする。事前に用意していくのも手間がはぶけて釣果につながる。

 船長の合図で先バリから投入して、ハリスが伸びたらハリスとテンビンが重ならないようにテンビンを沈める。水深があるので潮や船の流れで糸フケが出やすい。乗船人数が多い場合、左右の乗船者のラインの出方を注意して、糸フケを修正しながら落とす。

 海底手前でスプールにブレーキを掛け糸フケを抑え、着底したら完全に糸フケを取り底ダチする。海底から基本の50センチ~1メートルをキープ。海底は起伏があるので底ダチ・タナ取りは忠実に行う。食いの悪い時はベタ底を這わすように探る。

 忠実なタナ取りは誘いにもなり、時々竿を動かし、誘いパターンを変える。この魚は上から落ちて来るエサによく反応するエサ待ちタイプ。竿を大きくあおり、ゆっくり下げ、上から落ちてくるエサを演出するなどして、ガシラ42匹の十分な釣果をあげた。(がまかつフィールドテスター、平井憲)

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