2018.1.25 12:00

【竿々学々】北海道・登別沖のサクラマス好調!毎シーズン3カ月間の“解禁”

【竿々学々】

北海道・登別沖のサクラマス好調!毎シーズン3カ月間の“解禁”

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 ――北海道・室蘭の師匠のお友達の船宿さんでサクラマスが釣れていますよね。あれって毎年やっていましたっけ。

 「ああ、よく気が付いたな。この時期の北海道は、シケばっかりでめったに船が出られないからな。注意して見ていないと見過ごしちゃうからな」

 ――いいえ、私じゃなくて父が気付いて『師匠の友達のところでサクラマスが釣れている』って教えてくれたんですよ。

 「さすがに父君、よく見ておられる」

 ――だって暇なんですもの。毎日、釣りの雑誌やスポーツ新聞の釣り欄、釣りのTVばっかり見ているんですもの。

 「散々働いてこられて、やっと悠々自適になられたんだからいいじゃないの。俺もそろそろ父君の仲間入りをしたいんだけど、なかなか仕事が辞められなくてな」

 ――父に聞きましたよ。師匠がリタイアしたら他のお仲間も誘ってニュージーランドに釣りの旅に行くんだそうですね。

 「おお、そのためにも体が動くうちに引退したいんだがな…」

 ――ところで、北海道のサクラマスですが、いつまでやれるんですか。

 「毎年12月15日に“解禁”になり、翌年の3月15日までの3カ月間楽しめる。その後、サクラマスたちは沿岸の漁港などに入り込んで体力を蓄え、川を上って行くんだ」

 ――へえ~、そうだったんですか。知りませんでした。

 「実は俺も最近知ったんだ。この“制度”が確立したのもここ十数年の話らしいから、その昔は決まりがなかったんだろうな」

 ――そういうことですか。それでどんな釣り方をするんですか。

 「例のバケを使ったシャクリ釣りだ」

 ――ああ、あの重たい角のような、ナタって言いましたっけ。あれに擬餌を付けてのシャクリ釣りですよね。

 「そうだ。北海道ではヒラメを釣るにもあれを使うからな。面白い釣り方だよな」

 ――どの位の水深を狙うんですか。

 「それがバラバラらしいんだ。浅い時には20~25メートルでも食って来るらしいが、深い場所では100メートルを超えるらしい。そのため、その日のタナをいち早く見つけた連中が好成績を挙げるようだ」

 ――100メートル以上の水深にサクラマスがいるって何かピンと来ませんね。

 「確かにそうだが、この時期には相当深い海を回遊しているようだな」

 ――実は来週、北海道に行く用事があるんですよ。室蘭に寄り道してやってみたいんですが、師匠にお願いしてもいいですか。

 「おお、船長に電話して席と道具を用意しておいてもらうから行って来い。バケを使うので6人までしか乗せないそうだから、必ず行けよ」

 ――はい。分かりました。釣れたらお刺し身をごちそうしますね。

 「おお、とにかく、サクラマスはうまいからな。楽しみにしているぞ」

 ――はい。任せて下さい。