2016.6.20 05:00

【甘口辛口】石原元都知事が挙げた橋下徹氏の名前 幹事長の「2万%ない」はウソっぽい気も

【甘口辛口】

石原元都知事が挙げた橋下徹氏の名前 幹事長の「2万%ない」はウソっぽい気も

■6月20日

 蓮舫氏で決まりと思われた東京都知事選の民進党候補。一転して本人が「国政で取り組む課題が残っている」と不出馬の意向を表明した。豪華外国出張や美術館めぐりに明け暮れた史上最悪の前任者と違い清廉潔白な印象で党内で待望論が強く、蓮舫氏も「仲間の声を大事にしたい」と立つ気十分だった。

 しかし、都知事になって勇躍乗り込んだとしても、自民・公明合わせて79人(過半数62)と与党が圧倒する都議会では「都政改革」はままならない可能性もある。それより参院選後の9月末にある党代表選に出て、代表代行から本物の代表の座を狙うとの噂もあるという。

 ほかにもいろんな人の名前が浮上し、みんな出馬を否定している。「キツネとタヌキのだまし合い」「後出しジャンケン狙い」と巷の声も聞かれ蓮舫氏についても「まだ再逆転もあり得る」との見方もある。そんな中、先日のBSフジの番組で石原慎太郎元都知事が「発想力、創造力のある人が出ないと…」として橋下徹氏の名を挙げた。

 好き嫌いは別にして、確かに橋下氏は議会を敵に回してでも改革に向けエネルギッシュに動き回った。創造性がない代わりに血税をごまかして使うことにたけていたのが舛添氏だった。おおさか維新の会の馬場伸幸幹事長が「出馬は2万%ない」としたが、数字が数字でかえってウソっぽい気もする。

 そういえば、橋下氏は自著『まっとう勝負』(小学館)で「ウソをつけないヤツは政治家と弁護士になれない」と書いている。さて誰が出るやら都知事選。ウソは困るが、五輪だけでなく保育、介護、防災など住みよい都市作りへ確固たる目的意識をもった人になってもらいたいものだ。 (今村忠)