2014.12.11 12:00

【竿々学々】久し振りに東京湾で海タナゴが好調! 延べ竿、シモリ仕掛けで

特集:
竿々学々

―― 師匠、海タナゴって勿論知っていますよね。

 「当ったり前だろう。その昔、海釣りの入門書には、必ずと言っていい程取り上げられた魚だ。海タナゴがどうしたんだ」

―― 私、魚類図鑑では見たことがあるんですが、釣った事は一度もないんですよ。

 「おお、そうかも知れんな。今でも東北地方なんかでは当たり前に釣られている魚だが、どうしたわけか関東周辺では、海タナゴ釣りがあまりやられなくなっちまったからな」

―― どうしてですか。海タナゴがいなくなっちゃったわけじゃないんでしょう。

 「う~ん、そう言われれば何故だろうな。確かにいなくなったわけじゃないし、よく分からんな。だが、何故突然、海タナゴの話を持ち出したんだ」

―― いえ、父がこの間、『おっ、横浜本牧の海釣り公園で海タナゴが釣れているぞ。久し振りに釣ってみるか』って言っていたんですよ。父から海釣り公園の釣りの話なんか聞いたことがなかったんで、妙に気になったんですよ。

 「さすがに父君だな。あれほどのベテランでも海タナゴ釣りの面白さを忘れていらっしゃらないことがすごい。釣りとはそうしたもんなんだ。たかが釣り、されど釣りと言うが、ビギナーが最初に面白いと思う釣りは、いつになっても面白い釣りなんだよ。確かに今シーズンは、『本牧海釣り施設』で海タナゴが釣れている。実は俺も平日に休みを取って行ってみようかなと思っていたところだ」

―― 平日ですか。

 「ああ、あそこは週末や祭日には、入場制限がかかるほど大人気の釣り場だからな」

―― へえ~、そうなんですか。ところで海タナゴってどうやって釣るんですか。

 「海タナゴと言えば、父君や俺にとっては、延べ竿、シモリ仕掛けが当たり前で、リール竿なんかは絶対に使わない。今では、リール竿で釣る人も多いようだがな。特にあそこは足場が高いので、延べ竿ではなかなか釣りにくいからな」

―― それも師匠は延べ竿でやるんでしょう。

 「当ったり前だろう。2間半(約4.5m)以上の竿なら、十分に延べ竿でも釣れるはずだ」

―― 面白そうですね。是非、私も連れて行って下さいよ。

 「おお、分かった。釣れて行ってやる。今はシコイワシ(カタクチイワシ)やサッパも釣れているから、延べ竿で釣れば面白い釣りが出来るぞ」

―― イワシにサッパも延べ竿で釣れるんですか。

 「当ったり前だろう。あんな魚でも延べ竿で1尾ずつ釣ったら実に面白い」

―― なんか本当に面白そうですね。早くいきましょうよ。

 「おお、分かった。休みが取れたら教えるから待っていろ。だけど、お前は平日に休めるのか」

―― 大丈夫です。有給休暇がたくさん溜まっていますから。

 「よし分かった。来週行こう」

―― はい。楽しみにしています。