2014.11.27 12:00

【竿々学々】そろそろラストチャンス!噴火湾のサケ ナギが“好漁”の条件

特集:
竿々学々

――師匠、今年は噴火湾のサケ、行かなかったのですか。

 「実はこの間、行ったんだが、シケ続きで結局出られなかった」

――えっ、私に内緒で行ったんですか。信じらんな~い。そういう意地悪をするからシケちゃうんですよ。

 「何で、いちいちお前に断わって行かなきゃらならないんだよ。今回は仕事のついでに寄ったんだから仕方ないだろうが」

――そう言えば、仕事で北海道に行くと言っていましたね。それは失礼しました。師匠は、抜け駆けするような方じゃないと信じていますよ。それで今シーズンはどうなんですか。

 「う~ん、それがどうもパッとしないようだな。船中で40匹程釣った日もあったようだが、船中オデコなんて日もあって、船長は元気がなかったな」

――魚が噴火湾に入って来ていないってことですか。

 「船長の話では、サケの群れはそこそこ入ってきているらしいが、とにかくシケが多いのが、成績低調の原因らしい。風が吹き出すと、3日、4日と吹き続け、丁度群れが入っていい感じの時にシケが続いて船が出せなかった事が何回もあったそうだ」

――そうなんですか。という事は、今シーズンはもう終了ですか。

 「それが、何とも言えないらしい。シーズンインしたのも遅かったし、海水温低下も遅れているので、12月に入っても釣れるかも知れないと言っていたな」

――噴火湾のサケ釣りは、大型スプーンのハリにサンマの切り身を付けて釣るんでしたよね。

 「そうだ。基本的に浮いている魚を狙うので、ハネを見つけて船を寄せてキャストするスタイルだからな。海上がシケていたのでは、釣りにならないってわけだ」

――そう言えば、船長に『ハネを探せ!』って言われましたね。それで、師匠は、今シーズンはもう行かないんですか。

 「あれっ、父君に聞かなかったか。来週末、行きましょうかってお誘いを受けているんだが…。いけね、まずいこと言っちまったか」

――ウッソー、私は除け者ですか。

 「俺は知らんよ。父君に聞いてみろ」

――分かりました。私も行きますから、人数に入れて置いて下さい。どうせ船は師匠が手配するんでしょう。

 「はい。分かりました」

――まったく、いつもコソコソ2人で出掛けるんだから。ブツブツ…。