2014.11.13 12:00

【竿々学々】利根川河口沖のアカムツが絶好調! 40cm級交じりで2桁釣果も

特集:
竿々学々

 ――師匠、父から聞いたんですが、今シーズンはノドグロ(アカムツ)がすごく好調だそうですね。

 「おお、特に波崎から出る船が好調だな。古くからの知り合いの船長に聞いたんだが、ここ数年にない好調さだそうだ。2桁どころか15匹を超える釣果も上がるだろうって言っていたぞ」

 ――ノドグロは、5、6匹釣れれば“好漁”って言われる魚ですよね。15匹以上ってすごいんじゃないですか。

 「俺もそんなに何回も言っているわけじゃないが、10匹釣った記憶は1度もないな」

 ――それと父の話では、サイズも物すごくいいって。

 「ああ、すでに47、48cmも釣れているからな。江見沖の方じゃ50cm級も姿を見せたって話もあるから、全般的にアカムツが好調って事なんだろうな」

 ――ノドグロ釣りって難しいんですか。

 「う~ん、そんなに難しい釣り物じゃないが、タナをキチンと切る事と、竿を手持ちにして常に誘いを掛けるってことぐらいかな。置き竿にしていると、カサゴなんかの根魚が喰っちまうからな」

 ――それは父にも聞きました。父はオモリ糸を1m以上取ってオモリトントンでも餌が浮くようにしているって言っていました。

 「さすがに父君。それが一番賢明な方法だ。キッチリとタナを維持するのは言うほど簡単じゃないからな。常に底ダチを取っていなければ餌が浮いたり、這ったりしちまうからな。船宿によっては、オモリ糸を長くした仕掛けを用意している所もあるよ」

 ――へえ~、それはいい事を聞きました。まめに底ダチを取るのって中々面倒ですよね。

 「とにかく、手持ちでやれよ。竿掛けに掛けっ放しじゃ満足に釣れないからな」

 ――分かりました。しっかり釣ってきて、“炙り”を御馳走しますからね。楽しみに待っていて下さい。

 「おお、アカムツの炙りなんか随分と食っていないな。あれは絶品中の絶品だからな」

 ――父もノドグロの炙りは格別だって言っています。

 「同感だ。お前の話を聞いていたら久し振りにあの味を思い出しちまった。絶対に釣ってこいよ」

 ――分かりました。期待していて下さい。

 「おお、楽しみにしているからな」