オープニングセレモニーに登場したリングアナウンサーの田中ケロさん=バンテリンドームナゴヤ(撮影・甘利慈)【拡大】
(セ・パ交流戦、中日-ソフトバンク、1回戦、25日、バンテリンD)試合前に交流戦開幕セレモニーが行われ、新日本プロレスの元リングアナウンサー・田中ケロ氏(62)が司会を務めた。
交流戦最多8度の優勝を誇り、4年連続日本一のソフトバンクナインを「絶対王者」と紹介し、グラウンドに迎え入れた。続けて「交流戦の初戦、相手として不足はない。必殺・ドラゴン戦法。一気に勝利をつかめ! 昇竜松明を灯せ! 昇竜復活その先へ-。己の力を、チームの力を信じ、ドラゴンズ戦士たちよ、ネバーギブアップだ! 一塁側より、頂点に向け、中日ドラゴンズ、見参!」と中日ナインを紹介し、スタンドを沸かせた。
中日の先発メンバーが守備に就く際も各選手の身長、体重、名前を読み上げれば、最後は「自身4勝目、チーム17勝目に向け、魂込めた真っ向勝負だ。180センチ、85キロ。柳ぃ~裕也ぁ~!!」と叫んで背番号「17」を“リング”へ送り出し、プロレス会場さながらの雰囲気を作りあげた。