2021.5.17 21:58

桐光学園のエース中嶋好救援 ダルビッシュのYouTubeで勉強/春季関東大会

桐光学園のエース中嶋好救援 ダルビッシュのYouTubeで勉強/春季関東大会

六回からマウンドに上がり好投を見せた桐光学園・中嶋太一(撮影・森祥太郎)

六回からマウンドに上がり好投を見せた桐光学園・中嶋太一(撮影・森祥太郎)【拡大】

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 春季高校野球関東大会(第3日、山日YBS)準々決勝2試合が行われ、桐光学園(神奈川)は関東学園大付(群馬)に1-0で勝ち、4強進出を果たした。六回から登板したエース・中嶋太一投手(3年)が4回無安打無失点と好投し、接戦をものにした。関東第一(東京)は、1回戦で東海大相模(神奈川)を破った日本航空(山梨)に7-3で快勝した。

 桐光学園はエースが勝利を呼び込んだ。0ー0の六回にマウンドへ上がった中嶋は、うなり声を上げる気合十分の投球を披露。その裏の攻撃でつかんだ1点を最後まで守り切った。

 「真っすぐをしっかりと投げられれば、簡単には打たれないだろうと思った。緊張することなく自信をもっていけた」

 15日の日大三(東京)との初戦では6回7失点と崩れた。「左手が上がるのが調子のバロメーターだったが、(初戦は)下がっていた」とフォームを修正して臨むと効果てきめん。スカウトのスピードガンで最速146キロを計測した直球を軸に、3三振を奪った。

 1年生から期待されていたが故障続きで昨秋初めてベンチ入り。苦労人は「投げられることが楽しい」と語る。勉強熱心で、一番の武器というフォークボールは目標にするダルビッシュ(パドレス)のYouTubeを参考にしている。

 野呂監督は「今までの投球で一番安心して見ていられた」と目を細めた。今大会のテーマは「負けない投球」。22日の準決勝では浦和学院(埼玉)-専大松戸(千葉)の勝者と対戦する。(森祥太郎)