2021.5.16 22:48

専大松戸の右腕・深沢が12K完封 駿台甲府相手に圧巻投球で8強入り/春季関東大会

専大松戸の右腕・深沢が12K完封 駿台甲府相手に圧巻投球で8強入り/春季関東大会

しなやかなフォームで切れのあるボールを投げる専大松戸・深沢(撮影・加藤次郎)

しなやかなフォームで切れのあるボールを投げる専大松戸・深沢(撮影・加藤次郎)【拡大】

 春季関東大会(第2日、16日、山日YBSほか)2回戦4試合が行われ、ベスト8がそろった。今春の選抜大会に出場した専大松戸(千葉)は駿台甲府(山梨)に6-0で快勝。浦和学院(埼玉)は作新学院(栃木)に8-1で七回コールド勝ち。花咲徳栄(埼玉)は佐野日大(栃木)に7-4、常総学院(茨城)は東農大二(群馬)に10-2で七回コールド勝ちした。専大松戸のエース右腕・深沢凰介投手(3年)は今年の選抜大会後、初の先発登板で山梨1位の駿台甲府相手に12三振を奪うなど6安打完封した。

 最後の打者を空振り三振に打ち取ると、マウンドの深沢は喜びをかみしめた笑みを浮かべた。それでも、向上心は強い。「最後まで投げ切れたことは収穫だが、後半は球威やコントロールが乱れた部分があったので、改善していきたい」と課題も口にした。

 唯一のピンチは七回。連打で1死二、三塁の場面で後続を連続三振。最後までホームを踏ませなかった。この日は切れのある真っすぐと、100キロ台の緩いカーブを織り交ぜ相手を翻ろうした。

 今春の選抜大会は1回戦敗退も中京大中京の畔柳と投手戦を演じた右腕は「平均球速を上げる」をテーマにし、日々の練習ではウエートトレーニングと走り込みに重点を置く。この試合で自己最速の143キロの更新こそはならなかったものの、「平均球速は前より上がってきている」と手応えを口にする。次戦は埼玉1位の浦和学院と対戦(18日予定)。進化の止まらない深沢が、甲府で関東の頂を見据える。(加藤次郎)