【指揮官一問一答】
(セ・リーグ、巨人5-6阪神、9回戦、阪神5勝4敗、16日、東京D)巨人は首位・阪神に敗れてこのカードを1勝2敗で負け越し、ゲーム差は再び4・5に開いた。原辰徳監督(62)は2番手で登板し、1イニングもたずに4失点と炎上して2軍降格が決まったドラフト1位・平内龍太投手(22)に「寝られないぐらい悔しがらないと」と奮起を求めた。
--1点差まで詰め寄ったが…
「やっぱり6点がやや重かったかなという気がする。よく追い上げたけど」
--先発の今村は三回で交代した
「流れを何とか変えたいというところで(2番手の)平内に託しましたけど、うまく機能しなかったというところですね」
--アクシデントではない
「そういうことではないですね」
--今村は3イニングとも先頭打者を出していた
「やっぱり(二回に)2点を取って(三回先頭の中野に)2ナッシングから簡単に(安打された)。もちろん(失点は)不運な(守備が)足を引っ張った部分もあるけれど、リズムというものがなかなか…。リズムを変えたかったというところですね」
--平内は本塁打の後を切り替えて投げてほしかった
「(本塁打は)しようがなくはないよ。やっぱり簡単に四球、本塁打だからね。新人選手とはいえ、色々な経験をしているわけだから、自分の役割というのは分かっているはずだよね。もう少し思うところ(目標)というのは高いところにないといけませんね。今日は寝られないぐらい悔しがらないといけないよね」
--失策もあった吉川の守備は
「もうちょっと攻撃性がほしいね。守備というのは攻撃性がないといい守備はできないよね。打撃は冷静さ、というのがあるけれど、守備はやっぱり攻撃性がないと」
--内野安打を許した場面も
「もちろんそれもあるしね、(三回に悪送球で失点につながったマルテの場面の)スローイングだって、ワンバウンドで投げようとしているのか、投げまいとしているのか、というのがなかなか見えづらい。そういうところでしょうな」
--長嶋終身名誉監督が来場
「近況的なものの報告ですね。元気そうでした」