2021.5.10 12:52

斉藤コミッショナー、無観客試合について「やる意味がない」 再度の延期も選択肢

斉藤コミッショナー、無観客試合について「やる意味がない」 再度の延期も選択肢

 プロ野球とJリーグが設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第31回が10日に開催され、斉藤惇コミッショナーがプロ野球の無観客開催について「やる意味がない」と改めて強い憤りを示した。

 4月27日-5月11日まで緊急事態宣言の対象地域では無観客試合となり、セ・リーグでは計5試合の試合日程を延期。12日からは上限5000人に緩和される中、同コミッショナーは「私たちにとって、プロ野球の無観客というのは例外中の例外。単なる試合数の消化で、やる意味があまりない。12球団のオーナーさんもそうおっしゃっている。(各球場の収容人数の)50%ぐらいではやりたいという気持ちはずっと持っている」と言及した。

 今後も感染状況次第で再び無観客試合を要請される可能性も否定できない。同コミッショナーは「5月31日でアンダー・ザ・コントロールというか、この問題が年内抑え込まれれば、スケジュールも立てやすいが、どうも(専門家の)先生方のお話だと第4波、第5波の可能性は確率的にある。非常に悩ましい問題であり、同じようなテーマに何回もぶつかりながら、そのたびに政府と自治体と交渉しながら条件を決めていかなければならない。好ましいこととは思えない」とした上で、「(シーズン)中止というのはかなり最終的な決断。感染率が下がってきたところに試合を持ってくる、延期という形が一番可能性がある」との見解を示した。