2021.5.10 12:00

【球界ここだけの話(2319)】広島の新助っ人バード、ファンの心を釣り上げる

【球界ここだけの話(2319)】

広島の新助っ人バード、ファンの心を釣り上げる

特集:
サンスポ記者の球界ここだけの話

 野球選手の趣味は「ゴルフ」or「フィッシング」が多い。広島の新助っ人、カイル・バード投手(28)=前レンジャーズ=もその1人。4月26日にマツダスタジアムで入団会見した際に、釣りの話題になると“舌好調”になった。

 「釣りが好きで、よく行くよ。10ポンド(約4・5キロ)のバスや36インチ(約91センチ)のレッドフィッシュを釣ったことがある」

 出身地の米フロリダ州はスポーツフィッシング発祥の地で、日本の淡水釣りで定番のブラックバスより大きいフロリダバスが釣れる“ビックバスの聖地”として知られる。バス釣り業界では50センチ以上が「ランカーサイズ」と呼ばれ、バードの10ポンドの推定65センチのバスいかに大物だったかがわかる。

 さらに「子供の頃は淡水だったけど、近年は海にも行く。岸からサメを釣ったことをある。26インチ(約66センチ)のヒラメやカレイもね」と釣り愛が止まらないバード。報道陣から佐々岡監督が海釣りが好きであることを伝えられると「最初に釣り竿をあげて(オススメの)釣り場を聞こうと思う。コロナが終わってからだけどね」と本場!? のアメリカンジョークで笑いを誘った。

 カープにも釣り人がいる。迎打撃コーチはブラックバス釣りが得意でコロナ禍前のシーズンオフは広島近辺の池や川を巡っていた。昨年5月配信の球団公式動画「走れイオウ!」では愛用の釣り竿やリール、ルアーを紹介するとともに、企画で約8メートル離れた小さいバケツに重りを投げ入れる難易度の高いキャストを10回で成功。母国に妻と幼子2人を残して来日中のバードにとって、共通の趣味を持つコーチの存在は心強いはず。

 「早くチームに合流してみんなと野球をすることが楽しみ。個人の目標より、チームの勝利に貢献したいね」とチーム愛あふれるバード。最速154キロの直球、ツーシーム、スライダー、カーブを操る中継ぎ左腕。投げて、投げて、投げまくって、カープファンの心を釣り上げる。(柏村翔)