2021.5.4 13:06

横浜商大高の金沢前監督が育成功労賞で表彰「人生に補欠はない」と指導続けてきた

横浜商大高の金沢前監督が育成功労賞で表彰「人生に補欠はない」と指導続けてきた

 神奈川高校野球連盟は4日、横浜スタジアムで、春季神奈川県大会決勝戦前に日本高野連の2020年度育成功労賞に選ばれた横浜商大高前監督の金沢哲男氏(63)の表彰を行った。

 同氏は同校の監督、部長として32年間指導し、春1度、夏2度甲子園に導き、田沢純一投手(元レッドソックス)ら多くのプロ野球選手も育てた。

 受賞後にまず、「自分ひとりでこうして表彰されたものでなく、現在の部長、前の牛上部長、さらには支えてくれた関係者、家族もあって、こういう機会を設けていただき、感謝します」と話した。

 そして思い出については、「負けの方が多かったと思うが、32年間が長いとは感じなかった。(生徒が)高校野球ができるのは長くて2年半。牛上先生が『人生に補欠はないよ』といっていて私もそう指導し続けてきて、思い出に残ったのはことしの正月に箱根駅伝の復路で先導したオートバイの一人が教え子だったときのこと。ベンチ入りもなかった生徒がずっとがんばって、こうして先導する姿を見ていたら、走っている選手でなく、そのオートバイを応援したほど」と語った。

 そして、コロナ禍の現況に「野球ができることに感謝し、制限・制約を言い訳しないで、与えられた中でベストを尽くしてほしい」と加えた。