2021.5.2 22:08

法大・山下輝、2人のドラ1から学んだ投球で10K初勝利/東京六大学

法大・山下輝、2人のドラ1から学んだ投球で10K初勝利/東京六大学

先発の法大・山下輝=神宮球場(撮影・土谷創造)

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 東京六大学野球春季リーグ第4週第2日(2日、神宮)2回戦2試合が行われ、法大は早大に5-1で逆転勝ちし、ともに2勝1分け3敗でポイント2・5となった。先発した今秋のドラフト候補左腕、山下輝(ひかる)投手(4年)が8回5安打1失点(自責点0)、10奪三振で今季初勝利を挙げた。首位・慶大は東大に11-6で快勝。5勝1敗で同5に伸ばした。

■高校の先輩・早川&大学の先輩・鈴木から

 うなり声を上げて112球の熱投、打っても2安打。山下輝が投打に躍動して、通算3勝目となる今季初勝利を挙げ「気持ちを出していくと打線に火がつくと思った。全力で投げると(声に)なる。真っすぐとカットボールが良かった」と拳を握った。

 千葉・木更津総合高時代の先輩・早川(早大→楽天)と大学の先輩・鈴木(法大→ロッテ)。この日、プロの舞台で初めて投げ合った2人からマウンド度胸、スライダーの使い方などを学んだ。普段は喜怒哀楽を表に出さない身長188センチ、体重100キロの大器が気合十分に存在を誇示した。

■順調ならドラフト上位候補へ

 1年時に左肘の手術を受け、昨春はリーグ戦で2勝。加藤新監督から「右の三浦、左の山下輝の二枚看板」と期待され、今季を迎えた。3月のDeNA2軍との練習試合(横須賀)では9球団のスカウトが視察する前で4回1失点。順調ならドラフト上位候補と目されるまでになった。

 緊急事態宣言下で無観客開催の六大学リーグ。プロのスカウトが不在の中、着実に進化を続ける。(赤堀宏幸)

山下 輝(やました・ひかる)

 1999(平成11)年9月12日生まれ、21歳。千葉県出身。木更津総合高で1年夏からベンチ入り。2年春夏は一塁手、3年夏は投手として甲子園に出場。法大に進学し、東京六大学リーグには3年春に初出場。今季は3試合に登板し、1勝2敗、防御率2・37。通算11試合で3勝3敗、防御率1・80(2日現在)。188センチ、95キロ。左投げ左打ち。

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