2021.5.2 22:33

阪神・矢野監督、佐藤輝の三塁守備に「反応よかった」

阪神・矢野監督、佐藤輝の三塁守備に「反応よかった」

特集:
佐藤輝明
5回、阪神・佐藤輝の満塁本塁打にガッツポーズを見せる矢野監督(中央)=甲子園球場(撮影・門井聡)

5回、阪神・佐藤輝の満塁本塁打にガッツポーズを見せる矢野監督(中央)=甲子園球場(撮影・門井聡)【拡大】

 (セ・リーグ、阪神7-3広島、7回戦、阪神5勝2敗、2日、甲子園)この男が三塁を守れる。それだけで、虎の可能性は無限に広がった。阪神のD1位・佐藤輝(近大)が今季初となる「4番・三塁」でスタメン出場。矢野監督は逆転満塁弾だけでなく計3度の守備をこなし、好プレーで期待に応え続ける姿に目を細めた。

 「反応よかったですね。ミスも起こりうるかなというところは、こっちでは覚悟はしていましたけど。しっかりと守る方でも守ってくれましたし、素晴らしかったです」

■ミス覚悟していたが…

 0-0の一回2死一、二塁。会沢の正面への打球を難なく捕球し、三塁封殺。冷静に、確実に、この日初めての守備機会を終え、衝撃の逆転満塁弾の余韻が残る六回2死では羽月の飛球を三塁ファウルゾーンでキャッチした。ただ、無難なシーンだけで終わらないのが“持っテル”証しか。八回。1死走者なしで坂倉の三塁線への鋭い当たりにスライディングしながら逆シングルで反応。すかさず反転すると、ノーバウンドでマルテのファーストミットにストライク送球を突き刺した。

 「大学時代もサードをやっていたので、いつも通りというか、違和感なくしっかり守ることはできたと思います」

■近大時代から慣れ親しんだポジション

 近大時代から慣れ親しんだポジション。この日の試合前練習で内野ノックを受け、着々と準備を整えてきた。指揮官は「やっぱりサードをやれるとか4番だ、というところでちょっと楽しそうな、というか。いつもよりも、さらにね。そういう部分もあったのかな」と振り返り、大山に“特別休暇”を出せるメリットも喜んだ。

 「1年間戦う中でね、ずっと体のコンディション的にベストというのはなかなか難しいんで。休ませるところはきょうみたいに休ませないといけないときもあるし。そういうところでは、輝のサードというのも試せたというのも大きい」

■強力な新オプション加わった

 デーゲーム開幕11連勝となった試合で強力な新オプションが加わった。矢野監督の繰り出した“新手”が虎をさらに勢いづかせる。(新里公章)

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