2021.4.19 05:02

楽天、D1位・早川8回1失点で首位再浮上 前日復帰登板黒星マー君の“敵討ち”

楽天、D1位・早川8回1失点で首位再浮上 前日復帰登板黒星マー君の“敵討ち”

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田中将大
早川が2勝目。カメラマンの要求に応じ、笑顔で「2」のポーズを作った(撮影・加藤圭祐)

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 楽天は18日、日本ハム6回戦(東京ドーム)に4-1で勝利。ドラフト1位・早川隆久投手(22)=早大=が、8回6安打1失点の無四球投球で2勝目(2敗)を挙げた。8年ぶりに復帰した田中将大投手(32)が17日の同戦で敗れた中で、流れを引き戻す熱投。チームは3カードぶりに同一カードを勝ち越し、ソフトバンクと並んで首位に再浮上した。

 テンポよく、打者のタイミングを外した。D1位・早川が8回1失点の好投で2勝目。無四球で締め、胸を張った。

 「無駄な走者を出さなかった。逆に四球を出していい場面も何回かあったので、厳しいところを攻めて、それがいい結果になりました」

 一回2死走者なし。近藤に先制ソロを被弾し、目が覚めた。スライダーを運ばれ、変化球も腕を強く振ることを意識した。最速は149キロを計測。落差が違う2種類のチェンジアップなどで緩急差を駆使し、日本ハム打線を手玉にとった。

 自身3試合ぶりの勝利。結果を残したが、課題もみつかった。最近2試合の登板は、勝負球の制球が甘くなり球数が増えた。この一戦は修正に取り組んだが「やはり変化球をヒットされた。何球か高めに浮いたので改善しなくては」と反省も忘れなかった。

 17日は田中将の復帰登板を目に焼き付けた。「やはり、実戦を1カ月離れた中で、しっかり試合をまとめてくるあたりは、キャリア、経験もそうですし、すごいなと思いました」と、この日の投球につなげた。

 思い出の地で躍動した。小学3年時の2008年3月22日。家族と東京ドームの右翼席で、巨人-アスレチックスを初観戦した。当時2年目の坂本がメジャーリーガーを相手に3安打。今も強烈な印象として頭に残っているという。

 4試合で計25回2/3を投げて、わずか3四球。9イニング当たり1・05個という少なさだ。同じ左投手として、日米通算182勝を挙げた石井監督は「ストライクを取るのに困る投手じゃない。長いイニングを投げる条件が整っている」と賛辞を贈った。ルーキーの好投で、チームは再び首位に並んだ。最速155キロ左腕の引き出しが、またひとつ増えた。(広岡浩二)

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